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普通だった少年の憑依&転移転生物語
【ハリー・ポッター】編
178 ジニーの進退
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=c…と云う疑問に辿り着く。……その疑問の答えを知っておるのではないかね──ロナルド・ウィーズリー君」

「「「!!?」」」

(あちゃー…)

ジニーから一歩離れていた俺を、パーシー、フレッド、ジョージほぼ同じタイミングで振り返る。三人からの疑念の混じった視線さらされながら、内心──顔には出さない様に嘆息しつつどこから話す≠ゥを思案してみる。

(ルシウス・マルフォイがジニーの荷物に日記≠紛れ込ませているのを見ていた>氛沂p下だな)

まず浮かんだ案をすぐに却下。……今もなお胡乱(うろん)な目で見てきている兄三人からどうして日記≠ノついて(おれたち)に話さなかったのか?*竄れるのが分かりきっているからだ。

(……話さないべきところは話さない>氛氓セとするなら…。……うしっ)

大体話す内容も決まった俺は、言葉を選びながらゆっくりと口を開く。

「……きっとジニーは何か≠探すために校長室へと忍び込んだのだと思います」

「一体何を探しに」
「校長室にまで来たんだ?」

まずは当たり障りの無いところから始めれば、当然の疑問がフレッドとジョージから投げ掛けられる。……それはパーシーもまた、判りやすく視線やらで話の続きを促してくる。

ダンブルドア校長も俺に話の続きを促している。しかしダンブルドア校長の場合はパーシーの思考停止とは違うようにも思える。……君なら知っているはず≠ニ云う言葉から類推するに三人に説明してあげなさい≠ニ云う意味合いなのだろう。

(……ったく──まぁ良いか)

「考えられるのはジニーが校長室にあると確信していて>氛氓ゥつそれがジニーからしたらダンブルドア校長の手元≠ノあるのが望ましくないモノ=B……そして、ついさっきダンブルドア校長が言った俺なら知っている≠ニ云う言葉から類推すれば──」

ごくり、と三人が唾を飲み込んだのを確認して更に続ける。

「“トム・マールヴォロ・リドルの日記”──きっとそれがジニーが校長室にまで忍び込んで探したかったモノだ」

「トム・マールヴォロ・リドル?」「トム・マールヴォロ・リドル?」

「トム・マールヴォロ・リドル=c? どこかで見た覚えがあるぞ…?」

フレッドとジョージは当たり前のごとくお辞儀さん≠フ本名を知らない様だった。しかしパーシーはトム・マールヴォロ・リドル≠ニ云う名前に琴線が触れたのか、喉奥に小骨が引っ掛かった様な表情でトム・マールヴォロ・リドル≠ニ、譫言(うわごと)の様に何回も口にする。

そんなパーシーをフレッドとジョージは気でもふれたのか?≠ニ見るが、パーシーは何のその。……そして5回目のトム・マールヴォロ・リドル≠ェ終わった辺り
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