767部分:第百十七話 己を捨ててその五
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るものが宿っていた。
「教皇としてな」
「ハクレイ様もそうじゃったしな」
「ハクレイ様の御心、忘れたことはない」
言葉も顔も前を見ていた。
「何があろうともだ」
「わしもじゃ。忘れる筈がない」
「それではだ。行って来る」
「アーレスの前でな」
「また会おう」
こう言葉を交えさせて今は別れる。シオンもまた戦いの地に赴くのだった。
第百十七話 完
2010・4・28
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