第4話 灼熱のミッド
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丈夫だ!気絶してるだけだ」
「よかった」
アスカはそう言うとヴィヴィオは安心した。
「とりあえず車に乗せよう!」
「はい!」
アスカはガイを担いでミッドの防衛軍の車に乗せた。
ーーーーー
「隊長!」
「どうした?スバル隊員?」
スバルはゲンに話し掛けた。
「前に隊長から渡された本を読んだんですけど変な文章があったんですよ」
「変な文章?」
スバルはゲンにその文章を見せた。
「全ての魔王獣が倒された時究極の魔王獣が復活する」
「究極の魔王獣・・・」
スバルの読んだ文章を見てゲンは何かを感じていた。
ーーーーー
「オリ・・・ヴィエ・・・」
ガイは夢の中オリヴィエを見ていた。
[ガイ、貴方とはお別れですね]
そう言ってオリヴィエは片手を挙げて別れを言った。
「待ってくれ!オリヴィエ!」
ガバッとガイは起き上がった。
「ん?」
「夢か」
「ガイさん!これ何本かわかりますか?」
ヴィヴィオは目が覚めたガイに聞いた。
「俺に構うな!」
そう言ってガイは起き上がり荷物を持って出ていこうとした。
「ダメですよ!ガイさんまだ完全に治ってないんですから!」
「俺はもう誰にも関わりたくないんだ」
そう心配するヴィヴィオにガイは冷たく言った。
「あっ、目が覚めた?」
ガイに聞いてきたのは茶髪の独特なツインテールの女性だった。
「なのはママ」
「すみません、世話になりました」
そう言ってガイは荷物を持って外に出ようとした。
「ダメだよ!まだフラフラなんでしょ?」
「いや、もう大丈夫です」
ガイはそう言ってふらつきながら言った。
「君は何んで此処から離れようとするの?」
「俺は・・・」
ガイは何も言わずに荷物を持って出ていった。
ーーーーー
「あっ、アスカ!」
ガムは格納庫でミッドペンドラゴンにミッドバイソンを乗せた。
「よう、ガム」
アスカは片手にスポーツドリンクを飲みながら片手を挙げた。
「今回の作戦はあの火の玉を消滅させるのが目的だけどあいつには並の冷凍弾は効かないのがわかったんだ」
「なら、どうやって倒すんだ?」
ガムはシュミレート用の映像をアスカに見せた。
「ウルトラマンの力でも倒せないなら何か強力な攻撃を打ち込めば消える筈だ」
「つまり、この基地で最強の機体はこのミッドペンドラゴンのデストロイバーストしかないよな」
ガムの言葉にアスカは一度ゲンから聞いていた兵器を思い出した。
「でもその兵器がダメなら他の手を考えないと」
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