進路指導のウィザード
悪魔対はぐれ魔法使い
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『黒い龍脈(アブソーブション・ライン)』が持つ力は、相手を繋ぎ力を吸い取る事も出来れば血液すらも吸い取り可能だ。ヴリトラと会話出来る事もだが、俺ら二天龍に似た会話方法をしているしライン数を十から百まで増やす事も可能になった。例え奴らの魔法でラインを切ろうとしても無駄で、その対策は既にやっていたからだ。
「クソ!」
「こんなもん!」
「無駄だぜ!俺のラインを切る事など出来んわ『我が分身の言う通りでな、ラインを強化したお陰で神クラスの魔法攻撃以外なら切れぬ』そう言う事だ!」
追撃としてラインを伝って黒炎に襲われるが、匙に一度捕まれば抜け出す力を持つ者は俺ら以外にはいない。中衛にいる白音はまだ動ける魔法使いに波導弾や破壊光線を撃つが、仙術を籠めた拳よりもポケモン技の方が倒しやすくなったのもこちら側になったからか。後衛に行こうとしてもギャスパーの吸血により倒されるが、闇ギャスパーよりもやりやすい事は確かだろうな。
「仁村ぁっ!俺の後ろを頼むぜ!」
「任せて下さい!元士郎先輩!」
「魔法使いとの戦いに徒手空拳を使うが、あの子も人工神器を持ってるのか?一真の旦那」
「まあな。ヘラクレスのような戦い方だし、匙のサポートに入るようだからしっかりと見ておけよ」
仁村の両足だけ鎧を纏ったが、そこにスラスターが噴出した速度と蹴りを使う人工神器。『玉兎と嫦娥(プロセラルム・ファントム)』で、近接戦闘の機動力強化に特化した脚甲型。蹴り技によるパワーを数十倍発生して、仁村自身の速度に合わせた攻撃方法で戦っている。
「チイッ!情報以上にやりづらい!」
「だったらキメラを使え!」
白音と匙&仁村の攻撃により矛先を変更し、魔法使い達は豪快な攻撃を放っているゼノヴィアに手を向けたとしても無駄に終わる。召喚魔法により合成獣の数々を呼び寄せて襲い掛かるが、巨鳥型・蛇型・亀型のコンビネーションだけど破壊+擬態+天閃により葬った。俺達の修行による賜物であり、今までパワーの使い手としてだったがちょっとはテクニックに目覚めた。
『パワーバカではないのか!』
「私の評価に関して訂正させてもらう、今までパワーばかりだったが今ではテクニックも徐々に使えるようになった。擬態のように鞭となり振り、限界など感じぬ速度となって葬ってみたのだ」
「私にとっては及第点かな〜エクスカリバーの全てを使えない限りだけど」
「だったら魔法だ!」
魔法使いがバカデカイ炎を球体にし、こちらに向かって来ようとも二人が使う支配により炎の球体を止めて見せた。それを逆に魔法使いに向けたので、逆に炎の球体ごと自爆した。ゼノヴィアだけでは何かと心配なのでイリナが持つエクスカリバーによってな。
「ゼノヴィアだけだと焦っていましたが、イリナ
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