進路指導のウィザード
悪魔対はぐれ魔法使い
[3/7]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
こちらとあちらではプロセスが違うし、人工神器を生徒会メンバーに与えたと聞いていた」
「そうですね。一真さんが使う力とあちらでは違いがあっても『戦車』との特性に合った防御力を持っています」
「俺らは待機と言ったがいずれ俺らも戦うんで、各チームにはいつでも戦えるよう言っといてくれ」
魔法使い共がビビってるのか隙が生まれた事により、前衛チームは次々と突撃していく。ゼノヴィアの破壊力がある一撃、巡が持つ日本刀に見えるがあれも人工神器だろうな。もしやアザゼルの黒歴史である光と闇が混じったアレか?
「一真、アレはアザゼルの黒歴史か?」
「ああ。あの人工神器は『閃光と暗黒の龍絶刀(ブレイザー・シャイニング・オア・ダークネス・サムライソード)』だろう。正式名称は言わなくとも分かるよな?」
「黒歴史をも人工神器にしちまうとは、一真の旦那が持つ剣よりかは弱いが人工神器の中では強いんだろう」
「両手剣型人工神器、または黒歴史ブレード。何故アレを選んだろうな」
ソーナもグレモリーに伝えていると巡は光と闇が混じった刀剣で、魔法使いの防御魔法をぶっ壊しに行く。凄まじい攻撃力を持つ日本刀型の神器で、実体が無い代物まで切り裂く事が出来ちまうのをくれてやったのか。
機能重視よりも破壊力抜群だし、本人が使い熟しているから問題ないだろう。斬撃の余波だけで床や壁を抉るような攻撃をしているが、人工神器の名付け親はアザゼルだがもう少しマシな名はないのか。
「一真君、私も行ってもいいかしら?」
「力をセーブしてならな。だが量産型聖剣エクスカリバーとして力を七つ使える事を見せてやれ」
「了解よ!」
「なら私も行ってきますわ!」
リミッター解放してないので純白の翼は一対二枚、エクスカリバーを相手に魔法使いとの相手だとどうだろう?と見学していたが光の破壊光線もセーブしているので、破壊力満載の光線を出す訳にもいかないまま余裕で倒している。匙は解呪が難しい黒い炎『邪龍の黒炎(ブレイズ・ブラック・フレア)』を浴びせている。
「纏めてそこにいやがれッ!」
『我と我が分身での攻撃は、並みの魔法使いでは解呪出来んよ。そのまま黒炎により囲み壁で塞げ!』
「こうかよ、そこだ!」
複数の魔法使い達を黒炎の壁で覆っていき、やがて足元から炎の壁が出現する『龍の牢獄(シャドウ・プリズン)』によってな。アイツの射程範囲に入り、やがて解呪不能な炎が渦巻きながら封じてしまう。更に『漆黒の領域(デリート・フィールド)』の効果により、魔法力を削って力を全て搾り取る厄介な牢獄と言える。
『我が分身よ、ラインを飛ばして奴らの魔法力を吸え。そうする事で魔法力から魔力へと変換出来る』
「分かったぜヴリトラ。ならこうしてこうだ!」
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ