76部分:第九話 知っていた罠その二
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
スクは彼等を見据えてつつ問うのだった。
「で、新たに四人だったな」
「そうだ」
「如何にも」
その四人がデスマスクの問いに答える。彼等の目は銀色の光を放っている。
「それなら話は早い。名前を聞いておくぜ」
「名前か」
「誇り高い狂闘士が名乗れないっていうわけねえよな?」
余裕に満ちた表情のまま彼等に問う。
「どうなんだ?そこんところは」
「安心しろ、我等とて名乗らぬことはない」
「むしろ喜んで名乗らせてもらう」
これが彼等の返答であった。
「そうかい、じゃあ聞くぜ」
デスマスクも彼等の言葉を聞いてあえてニヤリと笑ってみせた。一目でわかる好戦的な笑みであった。それが彼に非常によく似合っていた。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ