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聖闘士星矢 黄金の若き戦士達
76部分:第九話 知っていた罠その二
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スクは彼等を見据えてつつ問うのだった。
「で、新たに四人だったな」
「そうだ」
「如何にも」
 その四人がデスマスクの問いに答える。彼等の目は銀色の光を放っている。
「それなら話は早い。名前を聞いておくぜ」
「名前か」
「誇り高い狂闘士が名乗れないっていうわけねえよな?」
 余裕に満ちた表情のまま彼等に問う。
「どうなんだ?そこんところは」
「安心しろ、我等とて名乗らぬことはない」
「むしろ喜んで名乗らせてもらう」
 これが彼等の返答であった。
「そうかい、じゃあ聞くぜ」
 デスマスクも彼等の言葉を聞いてあえてニヤリと笑ってみせた。一目でわかる好戦的な笑みであった。それが彼に非常によく似合っていた。

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