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俺が斬るのか?
2話ごめん。斬るつもりなかった。
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~1000年前~

「セイよ、後は国を頼んだぞ。」

「分かったよ。僕が君の意志を継ぐよ。始皇帝」

「こんな帝都僕は知らない。」

「僕は都を出て行くよ。」

「始皇帝、悪いね約束破ることになっちゃった。」

「帝都だけじゃなく辺境の地も見てまわらないと。」

「この国が本当に守るに値するかを見てまわらないと。」





 ___________________

たまに昔の夢を見ることがある。それはとても楽しく、美しく、自分の人生を彩るにはとても充分だった。

とても満ち足りていたものだった。最初は夢なんじゃないかと思った。俺はそれだけで充分幸せだったんだ。

生きているという実感すら湧いた。ずっとこんな幸せが時を送れると思っていた。いや、思いたかったんだ。

だが、夢とはいつか覚めるもの、いつか朽ち果てるもの。先に幸せがあれば後から不幸も必ずやって来る

僕は気付いたんだ。こんな世界栄えるより

                     








                 滅んだほうがいいって。










なん~て大層なモノローグ語ってるけど正直やる気がおきないんでね。

まあ今はまだその時じゃない。あ~あ眠い。もう今日は寝るとするか。

コンコン

誰だ僕の眠りを妨げるものは?重要な事じゃなかったらブッ飛ばすかも。

まあ宮殿内で騒ぐといろいろマズイからしないけど。

「セイ将軍今大丈夫か?」

あっナジェンダ将軍だ。声からして絶対そうだ。あれ?僕怒られるようなことした?まっいっか♪

ナジェンダ将軍、彼女は若くして将軍になった実力派の女将軍?????らしい。

スタイルは良いのだが、顔が、ね?男にしか見えない。ちなみに帝具は浪漫砲台「パンプキン」?????らしい。

まあそんなことは今はおいといて、

「どうぞ」

「夜遅くに訪ねてすまないな。」

「全然大丈夫じゃない!(いえ、大丈夫です。)早く寝させろよ!(それより用件は?)」

「おい、本音と建前が逆になっているぞ。」

「あっスミマセン。」

「それじゃあこの小説の主人公なんて務まらんぞ。」

「そんなメタい話してるアンタの方がダメだっての!」

「まあそんなことはどうでもいいとして「おい!」明日帝国に反旗を翻した南西の異民族を私とエスデス将軍
 で制圧しに行く。君も来てくれないか?会議や任務にも出てないのだからたまには良いだろう?」

そんなことで呼んだのかよ。僕が任務に行かないの知ってるくせに。

「嫌だ。面倒くさい。もう僕は外にも出たくない。そもそも僕に対するメリットがない。

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