番外編その1、クリスマス
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の自室へと向かった
部屋の前に着くなりすぐにノックをした
「warspire、いるか?」
「どうしたんですか?admiral」
扉が開き、warspireが顔を出した
「ちょっと頼みたいことがあるんだがいいか?」
「立ち話もなんですし、中へどうぞ」
「じゃあお言葉に甘えて、邪魔するよ」
中へ入るとイギリス艦らしい洋風の部屋が広がっていた
「ほぉ、綺麗だな」
「いつ、誰がどんな時に来てもいいように部屋の掃除は欠かせませんから」
一つ一つの物を映えさせる家具の置き方をしている
俺の部屋とは大違いだな...
「それで用とは何でしょうか?」
「ん?あぁ、そうだったな」
「今、食堂って閉まってるだろ?」
warspireは頷いた
「あれって今な、中でクリスマスパーティの準備をしてるんだわ」
「XmasParty?いいですね、でもなんでそれを私に?」
「いや、料理の方がすこし手が足りないらしく、盛り付けだけでも手伝ってくれるやつを探してるんだと」
「それで私に?」
俺はその問いに首を縦に振った
「引き受けてくれるかな?」
warspireは少しだけ考える仕草をしてから
「わかりました、私でいいなら」
と答えてくれた
「よしっ、じゃあ食堂に向かってくれるかな?表口は開いてないから裏口からね」
わかりました、その声を聞いてから部屋を出た
俺はふと思い出した
「やば、クリスマスプレゼント買いに行かなきゃ...」
いまの時刻はちょうど昼前
「どうなるかわからんからさっさと行くか...」
俺は鎮守府を出て街へと向かった
「財布もある...」
懐から今朝飛龍に貰った紙を取り出し、おもむろに内容を確認した
「今日の20人...な、なんだこりゃあ...」
とある3人を除いてほぼ全員が同じような事が書いてあった
妙高型の二番艦からあの客船も水母も...酒だ
各自欲しい高級の酒の名前が書いてある
ワインも混ざっていたり
「酒に溺れすぎじゃね...?」
気を取り直し、のこりの3人を見てみた
島風、速さ
「........」
つまり…どういうことだってばよ?
本物のサンタでも間違いなく悩むよ!?
悩むどころか諦めちゃうレベルだよ!?
次は...
明石、ガ〇ダム系最新機のスラスター
どうしろと!?連邦に売ってくれって頼むのか!?
絶対売ってくれないよね!?無理だろ!!
最後は誰だ...もう疲れてきたよ...
飛龍、愛?の巣
「は...?」
あ、愛の巣?
つまり家なのか?家が欲しいのか?
現実的なのはいいんだよ?
高いわ!?お前は何をたのんどるんじゃあ!!
「あのなめてるような顔してるウサギの家族の家でも買っていってやろうかな...」
そんなことを呟きつつ、呆れ顔でまずは酒を買いに
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