暁 〜小説投稿サイト〜
空虚で無気力な青年が異世界で新生活〜改訂中〜
第14話 失敗?
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っ!!シュトラーセもだー!!」

何度も頭を打ちつけたため私はいつの間にか気絶してしまい、気付いたら朝になっていた。

クライン side end






翌日、朝目が覚めると非常に腰が痛かった。

まあ、当然か。

昨日は結構ヤッたからな。口1、パイズリ2、マンコには抜かずに4だからな。

後半あたりになると、ノイはほとんど意識無かったし、白目も向いて涎も流していたほどだ。

途中でギブもあったが、ネバーギブアップの精神で俺は続けた。

今は反省している。すまん、ノイ。

部屋の窓を空け、風を操り空気の入れ替えをする。

創造魔法で造ったタオルで汚れをふき取ると、朝食を食べるため1階に下りる。

ノイは当分起きないだろうから、寝かしておくことにする。

いつも俺たちが朝食を食べるテーブル席には、すでにクラインが座っていた。

だが、何故か額が赤くなっている。何だ?

「どうした?」
「何がだ」
「いえ、別に」

睨まれた。何故だ。何かしたか、俺。

いや、何もしてないはず。

まさか!さては、生理か?・・・なら仕方ない。

席に着くと、給仕の女性に1人分の朝食をいらないことを告げる。

「シュトラーセ。これからのことについて提案があるんだが」
「何でしょうか、サー!」
「? 何だ、それは」
「気にするな。で?」

朝食を運んで来てくれた女性に礼を言い、朝食を食べながらクラインの話に耳を傾ける。

「そろそろ別の街に行かないか?」

別の街か。そうだな・・・。

この街にも、もう1週間くらい居るのか。

金はそこそこあるからこの街に居てもいいんだけど、ずっと同じ街って言うのもつまらんな。

俺が前世から求めているのは、変化だ。

変化のない人生はつまらないよな。

「行くアテはあるのか?」
「以前、護衛の仕事の話をしただろう?」
「ああ」
「護衛の仕事をしつつ、別の街を目指すのはどうだ?」

なるほどな。

まあ確かに、金は増えて困るものじゃないよな。

可能な時に稼ぐのは良いことか。・・・俺にしては殊勝な考え方だ。

「じゃあ、後でギルド行くか」
「そうしよう」

それからは言葉を交わすことも無く朝食を食べ終わり、2人でギルドへと向かった。

ギルドに入ると、一直線に依頼の張られている掲示板へと歩いて行く。

護衛の仕事は、と・・・。

結構あるな。当然だけど、知らない名前ばっかだ。

報酬も銅貨7枚から銀貨5枚まで。

安いのは、行き先が近いからかな?

俺の隣では、クラインも護衛の仕事をじっくりと見ている。

俺が見るより、クラインが見た方がいいか。

「失礼。依
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