暁 〜小説投稿サイト〜
我が春も上々の言よ梅の花 〜ラブライブ!サンシャイン!!アンソロジー企画〜
お正月にはプリンをかけて百人一首して、ハグをかけて羽根突きをしましょう
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しれませんわね。
では果南さん、ハグ……しますわよ?」
「なんでそうなるかな?ま、いいけど……」
「それなら私も〜!」

私が両腕を広げると、果南さんも両腕を広げました。
すると、鞠莉さんもまじりたいと入ってきました。


ですが………


「「ちょっと待ったーー!!」」
「どういうつもりですか?
千歌さん、曜さん……」

3人でハグしようとすると、千歌さんと曜さんが待ったをかけてきました。

「先に果南ちゃんとハグするのは……」
「幼馴染みである私達なのであります!ヨーソロー!」
「ふっ、片腹痛いですわ!」
「そうだよ……冗談はダジャレとコスプレだけにしてほしいよ」
「果南さんと先にハグするのにふさわしいのは、尊いと言われている浦女三年生組ですわ!」
「いいでしょう……なら、千歌と曜ちゃん、ダイヤさんと鞠莉さんのどちらが先に果南ちゃんにハグされるかをかけて勝負です!」

そして果南さんのハグの順番をかけた私と鞠莉さんの三年生組と、千歌さんと曜さんの幼馴染み組との対決がきって落とされました。


「なに……これ……?」

梨子さん……片腹痛いですわ!
これは果南さんのハグをかけた真剣勝負ですのよ!




ということで私達は中庭に出ました。

「ところで、なにで勝負するんですか?」
「ふふふ……なんのために中庭に出てきたと思っているのですか?
もちろん、羽根突きをするためですわ!!」

そう、今からするのは羽根突き!
正月にする遊びの王道ですわね!
ですが、ルールはとても厳しいですわよ?千歌さんや鞠莉さんのブーイングが飛び交いましたけれど………
"1度でも羽根を落とせば負け"というルールですわ!

「さぁ……いきますわ……よっ!」
「ほっ!」
「たあっ!」
「よっ!」

私達は4人は誰も落とさずに、着々と羽根を跳ね返していきましたわ。
あ、今のは『羽根』と『跳ね』をかけていまして……って、なんで私は千歌さんみたいなことを!

「ダイヤっ!」
「あっ、しまっ……!」
「「よしっ!」」

私が変なことを考えているから反応が遅れてしまいましたわ!
間に合え……間に合えっ……!

「ぅ……はあっ!」
「Nice Play ダイヤ!」

ふぅ……なんとか跳ね返せましたわ……ここからはしっかり集中しないと!

「今度こそっ!」
「よっ!」
「はっ!」
「ですわっ!」
「みかんっ!」
「シャイニっ!」
「ヨーソロっ!」
「だんだん掛け声が変に……」

あ、掛け声が変わってることはお気になさらず。こういうのは気分が大事ですわ。
ですが、そろそろ果南さんのハグが欲しいですわね……こうなれば必殺技を使うしかありませんわ!


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