暁 〜小説投稿サイト〜
我が春も上々の言よ梅の花 〜ラブライブ!サンシャイン!!アンソロジー企画〜
お正月にはプリンをかけて百人一首して、ハグをかけて羽根突きをしましょう
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札を取るかですわ………!
ダミーが読まれると、私とルビィはピクリとも動きません。

「うか……」

パシン!

「あっ……!」
「遅いですわよ、ルビィ」
「く〜!」

ルビィもわかっていたようですが、私の方が早かったみたいですわね。
あと1枚……もう楽勝ですわ!

「ももしきや……」

パシン!

「しまっ……!」
「やった!」

私としたことが……ド忘れしてしまいましたわ……

「ですが………」
「取り札はあと1枚………」

あとは花丸さんがこの札に繋がる読み札を読んだときにルビィよりも早く取るのみ………!


あと1枚………





あと1枚………………




あと1枚…………………………


「プリン1つ余ってるじゃない。貰うわね〜」

あと1つ………………って……


「「ぴぎゃあああああああっ……!?」」

な、なんということでしょう!
よりにもよって、善子さんが私達が勝負に集中している間にプリンを食べるなんて!!

「うわっ!どうしたのよ、大きな声出して……」
「よーしーこーさーんーっ!!」
「よーしーこーちゃーんーっ!!」
「えっ、えっ、えっ……!?」
「これは善子ちゃんが悪いずら……」
「えっ、そんな………やめて………」

「「問答無用!!」」
「ですわ!」




「あああああああああっ!」




善子さんに私とルビィの裁きの鉄槌がくだったのでした。


「善子じゃなくてヨハネよ!」



〜?〜



「とりあえず善子さんにはプリンを買うようにおつかいに出しましたが……なんだか気が萎えましたわ……」
「そうだね〜」

完全に気が萎えてしまった私とルビィは床に突っ伏しています……

「まぁ、しばらくの辛抱ですよ」
「そうは言われましても……」

梨子さんはそうは言いますが、やっぱり大好物であるプリンをかけて、あれだけの力を発揮できましたのに……
その反動がきたというか……

「う〜ん……それなら他のものをかけて勝負するとか……?」
「果南さん、それですわ!!」
「えぇ〜!?」
「なんだか元気全開DAY! DAY! DAY!だね!あ、今のは『DAY(でい)』とダイヤさんの『ダイ』をかけていて……」
「だから解説しなくていいから!
それに今回の『DAY』が『ダイ』って読めたからっていうのは流石にわかりにくいよ!」

梨子さんはよくそんなわかりにくいダジャレわかりましたわね……

「でも他のものをかけるって何をかけるの?」
「そうだね〜………ここは無難に果南のハグでいいんじゃない?」
「それ全然無難じゃないよ!?」
「それがいいかも
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