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Muv-Luv Alternative 士魂の征く道
第五四話 在るべき場所
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…!!!」
F-35ライトニングU、F-22よりも更に進んだアメリカ主導で開発中の多目的次世代戦術機だ。
F-22がF-15の置き換えに対し、F-16の更新となる機体であり、開発コストを下げるために英国などの全9か国による共同開発中の戦術機であり、一機種でありながら陸軍用のA型を基本形に、海軍用・海兵隊用の派生機を同時開発しているという。
そのF-35に将来的に搭載されるシステムの被験体に忠亮が使われていたという事実を知る。
「そう、F-35を導入するにあたって障害となる人体改造技術……日本では忌避感が強く、あまり進んでいない技術ね。
だから、斯衛と帝国軍はこの遅れを取り戻す気なのよ。あの人を実験台に使ってね―――何故、英国と米国が今回の仕儀に係わっていたか、其方を透かして見れば容易に見抜けたと思うのだけど。」
「……確かに。」
日本はF-35の共同開発に参加していない。其れはF-35が完成した際に導入を決定した場合に供給順位の引き下げ、調達数の制限、整備の制限と様々な制約となって表れる。
その中で、F-35が完成した際にそれを導入するというのなら現段階で何らかの技術協力を行っておかなければ不利な契約を結ばされかねない。
「無論、斯衛も帝国軍も外国機導入を易々と決定したりはしないわ。これはただの保険―――あの方が本土に戻り次第次期主力機開発が本格化するわ。」
「……もう、そんなところまで!?」
「ええ、基礎技術研究自体は進んでいたのよ。あとはどういうコンセプトで設計するのか……貴方も聞いたことが無い?戦術機マフィアという名を。」
知らぬはずが無い。
ボイド、クリスティ、スプレイ。アメリカ製第二世代戦術機……F-15、F-16、F-18、A-10とアメリカ軍……いや、世界の西側諸国主力機の開発に携わった者たちだ。
ハイネマンが設計開発に携わったF-14を始めとした各種機体が選定落ちし、諸外国にも殆ど採用例がない事を考えればその違いに気づくだろう。
戦術家と技術者の違い、この差は余りに大きすぎる。
確かな戦術理論が無ければどれ程優れた技術者であろうと良い機体は作れないのだ。
「彼らと同じく、あの人は剣術家という一種の戦術家よ。それゆえ、今の停滞した開発状況を打破できる。
これから一気に帝国の戦術機開発は加速するわ。それと同時にそれに反する派閥の動きも活性化していく―――彼は必然と多くの戦いへと赴くことになるわ。」
一歩、唯依に踏み出す知絵。やや高い身長に見下ろされる形になる。そして告げられる。
「―――あなたは此処で何をしているの。」
「それは……!」
「あの方の傍に居て支えるべき立場ではないの?彼の妻として、篁の頭領とし
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