ガンダムW
1563話
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……その代わり、五飛以外のメンバーの俺と凛、綾子の3人が恋人同士だというのは、多少居心地が悪いかもしれないが。
ああ、けど五飛は恋愛感情とかには興味がないか。
ヒイロにはリリーナ、デュオにはヒルデ、トロワにはキャサリン、カトルには……まぁ、ドロシー。それに比べると五飛にはヒロインと呼べるべき相手がいないし。
原作だと最終的にサリィの仲間になっていたのを考えると、意外とそっちはありか?
「……分かった。お前達に従う」
五飛としては、ノベンタ達の前でシャドウミラーに所属するといった言葉は口にしていたが、それでも心の底からシャドウミラーに所属するといったつもりはなかったのだろう。
だが、こうして実力の差を見せつけられ、それこそ五飛が弱い相手と判断していた女の綾子や凛にすら負けてしまった。
そうなってしまうと、五飛にとってシャドウミラーという存在は特別なものになってしまったと言える。
いやまぁ、忠誠とかそういうのはあまり抱いていないのは変わらないし、あくまでも自分が強くなる為というのが一番だが。
……ホワイトスターと行き来が出来るようになったら、イザークやムラタ辺りに是非会わせてみたい。
似たようで似ていない……強さを求めるという意味では同じような存在のこの3人だが顔を合わせるとどうなるか。
まぁ、強さを求めると言っても、それぞれ色々と違うんだろうが。
あくまでも強さを求めるムラタに、俺に勝つ事を最優先にしているイザークのように。
ともあれ、今のシャドウミラーは俺と凛、綾子、五飛の4人だけだ。
そしてこの4人でW世界の戦いを潜り抜ける必要がある以上、色々と頑張る必要があるだろうな。
MSの整備と補給が終わったという整備員の声を聞きながら、戦いの予兆に笑みを浮かべるのだった。
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