751部分:第百十四話 狂闘士の長その三
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等の階級になっているのだ。
「しかしです」
「それ以上に、ですね」
「はい、同じ爵位にあっては序列はありません」
こうムウに述べるのだった。
「私は同志達と全てにおいて対等です」
「しかしまとめ役ではあるのですね」
「そうです。私は参謀でありまとめ役を務めることがままあります」
リーヴェは静かに述べた。
「そうした意味では宰相なのでしょう」
「そういうことですか」
「これでおわかりでしょうか」
ここまで話したうえでのムウへの問いであった。
「私の立場は」
「はい、有り難うございました」
闘いの間であったが優雅に礼を述べたムウであった。
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