マザーズ・ロザリオ編
絶剣
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つも面会に来てくれているおかげで彼女も大変喜んでいます」
「いえ、これくらいしか出来ませんので・・・」
「イギリスに腕の立つ医師がいます。彼ならば彼女の手術は容易いのですが・・・」
エレベーターから長い廊下を抜けた先にある【第一特殊計測機器室】という部屋に入るとそこには一面横長の大きなガラス窓があるのだか、内部が見えないように黒く加工されている。
倉橋が黒ガラスの下部にあるパネルを操作すると、その黒さは一瞬で透明なガラスへと変化した。その先には部屋の中を埋め尽くしている様々な機器の中にベッドと一体化した一際大きな機械があった。【Medicuboid】と簡素なロゴで書かれたそれは酷く痩せこけた少女の頭部の大部分を覆っていた。
そんな少女に対してシューは何気ない日常の一コマのを錯覚させるかのように決まってこう声をかける。
「やぁ、調子はどうだい?木綿季」
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