75部分:第九話 知っていた罠その一
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た。やはり余裕のある態度は変らない。
「俺を誰だと思ってるんだ?キャンサーの黄金聖闘士だぞ」
「例えそうだとしても」
「私達を相手に」
「しかもだ」
ここでまたカナンが言ってきた。
「我々だけではない」
「御前等・・・・・・ええと」
その余裕のまま彼等の数も数えてみせる。
「十人か。まだ他にいるのかよ」
「インプ達がいる」
カナンが言った。
「我が軍の兵士達がな」
「へっ、雑魚か」
雑兵と聞いてデスマスクは一笑に伏してみせた。
「雑魚がどれだけいても同じなんだがな」
「ぬかせ聖闘士風情が!」
「貴様ごときに我等を愚弄することなぞ!」
「許さねえってか?」
何時の間にか周りを取り囲んできている彼等を見てその右手をゆっくりと挙げるデスマスクだった。人差し指を上に掲げている。
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