英雄の子の片割れと英霊の少女達 R-18編
クリスマスのアルトリアハーレム
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-12月24日クリスマス・イブ、夜-
「ハァッハァッハァッ・・・・・・」
クリスマス・イブで賑わう麻帆良、その郊外で悠斗は走っていた。その姿はまるで何かから逃げているかのようであった
「アハハハハハハハハハハハハ!!!!副隊長み〜〜〜〜〜〜〜〜っけ!!!!」
ズドンッ
「チィイイッ!!!!」
狂ったような笑い声と共に放たれた銃弾を舌打ちしつつ回避する悠斗。銃弾が飛んできた方向を見るとそこには愛用の武器を構えるサンタコス姿のナナがいた
「ねぇ副隊長、何で逃げるの?皆でクリスマスパーティーをする約束でしょ?」
「ああ、確かにクリスマスパーティーの約束はしたよナナ・・・・・・・・でも俺がしたのはいたって健全なパーティーであってお前が考えてるものじゃない!!!」
「君は酷いですよね、私達がどれ程君の事を愛してるのかわかっているくせに。」
ナナに向かって悠斗がそう叫んだ直後、同じくサンタコスをしたシエルが姿を現した
「何故此処に!!!?ジュリウス達はどうした!!!?」
「彼等ならとっくに制圧済みですよ悠斗。」
悠斗の疑問に答えるかのようにサンタコス姿のアリサが現れる
「先輩、観念して一緒にパーティーを楽しもう?」
「皆でパーティーを楽しもうって・・・・・私言わなかったっけ?」
「フフフ、絶対に逃がさないわ。」
それに続くように同じくサンタコスをした後輩のエリナ、先輩の台場カノン”とジーナ・ディキンソン”が姿を現す・・・・・言わずもがな、全員の瞳からはハイライトが消えている
「副隊長、今日はクリスマス・イブ、愛する者同士が共に過ごす聖なる夜なんですよ?なのに何故それを拒むのですか?」
「それは違う!!今日は神の子イエスが生誕した事を祝う日であって決してそういう事をする日なんかじゃない!!!!」
「いい加減観念しなよ副隊長。ユウさんやラケル先生達も待ってるんだよ?」
「それでも・・・・・俺は逃げる!!!!」
ナナの説得に応じることなく悠斗は再び逃走を開始しようとしたが
ドォオオオンッ
「ガハッ!!!?」
「エヘヘへへへへへへへ、兄さん捕まえたぁああああ♪」
上空から奇襲を仕掛けた明日菜に呆気なく捕らえられるのだった
「流石だね明日菜ちゃん!!」
「皆が気を引いてくれたおかげだよ。さぁ義兄さん、皆で楽しいクリスマスを過ごそうね?」
「い・・・・・・嫌だぁああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
叫ぶも空しく悠斗は明日菜達に連行されて行くのだった
-ハクノ邸-
「?
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