748部分:第百十三話 氷の奥義その五
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「若しも貴様等が味方であったならば」
「そして友であったならば」
「この上なく有り難い存在だった」
「そうだな。生憎敵と味方だったがな」
「しかしそれもまた運命だ」
だがこうも言うレダだった。
「こうして敵と味方だったのもまた運命だ」
「そういうことだな。ではまた次の戦いで会おう」
「そうだな。またな」
こう言葉を交えさせてであった。彼等は別れた。カミュはアーレスの下に向かいレダは静かに息絶えた。それで終わりであった。
第百十三話 完
2010・4・15
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