IFエンド 「レヴィ・ラッセル」
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れる。
意識を向けた時には、ボクの唇にはショウの唇が重ねられていた。突然の展開にボクの思考は止まり、その間にショウはまたボクの膝の上に頭を下ろした。
「……これで勘弁してくれ」
「……ダメ。……今のは不意打ちだったから……あとでもう1回しないと認めてあげない」
「はいはい」
投げやりの返事だなぁ……まあショウらしい返事と言えばそうなんだけど。
こんなことを思うようになったのは……こういうことを考える自分が居ることに気づいたのっていつだったっけ? うーん……まあいっか。大切なのはそこじゃないし。
大好きなショウに愛する子供のアオバとライカ。もしかしたらもっと家族が増えるかもしれないけど、それでもボクは幸せな毎日を過ごすんだろう。だってみんなと居るだけで幸せだし、困った時は友達が力を貸してくれるんだから。
「……ねぇショウ、今も楽しいけどもうひとりくらい子供が居たらもっと楽しくなりそうだよね」
「否定はしないが、子育ては楽しいだけじゃないぞ?」
「何言ってるのさ。そこを含めて楽しいんだよ」
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