IFエンド 「レヴィ・ラッセル」
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直だと思うし、割と何でも言うから大丈夫な気もするけど。ボクは感情を爆発させちゃうライカの方が心配かな?」
「ライカは周囲から好かれるタイプだろうし、意味もなく怒ったりする奴じゃないから大丈夫だろう。まあスポーツとかで熱くなって怪我をさせるとかはありそうだが」
ちょっと不安そうな顔を浮かべるショウをボクは優しく撫で始める。
人を撫でるよりも人から撫でられることが多かったボクだけど……ショウと付き合って、結婚してアオバ達を産んでからは撫でることも多くなった。だから今では力加減だって熟知してる。
「……そういえば、昔もこんな風にショウの頭を撫でたことあったよね」
「ん? ……あぁ、中学生の時か。そういえばそんなこともあったな。あの頃はお前とこういう関係になるとは思いもしなかったけど……」
そういう言い方をされるとムッとするボクが居るけど、まあ確かにあの頃のボクは好きの違いなんて分かったなかったし、異性との距離感も同性と変わらなかったからな。
ショウだけじゃなくシュテるんや王さま、なにょはやへいととかにも何度も注意された覚えがあるし。あの頃はよく分からなかったけど、今ではちゃんと理解してる。それにみんなには感謝してるんだ。
ボクがショウへの好意が特別だって気づけたのはみんなが色々と世話を焼いてくれたからだしね。みんなが好きにも色んな好きがあるんだって教えてくれなかったら……きっとボクは今こうしてショウと一緒に居ないと思う。
ただそれでも……今だから言えることだけど、ボクは昔からショウのことが好きだった。一緒に居たシュテるん達よりも構ってほしい、一緒に居てほしいって思ってたんだから。子供の頃からボクはショウに恋をしてたんだと思う。それを恋と気づいてなかっただけで……。
「ボクとこういう関係になったこと後悔してる?」
「してたら家族全員で遊園地になんか来ないだろ?」
「質問を質問で返すのは良くないよ。じゃあ……ボクのこと好き?」
「嫌いじゃない」
むぅ……ショウの性格は知ってるけど、何でこういう言い方をここでしちゃうかな。結婚だってしてるんだからもっと素直に愛情表現しても良いと思うんだけど。
「たまには素直な言い回しもしてよ。ライカには好きだって言うくせに」
「拗ねるなよ。というか、娘相手に嫉妬するな……ライカに言うのと違ってお前に言うのは恥ずかしいんだよ」
「そ、そういう風に言うのはずるいぞ。……それでも言ってほしい時はあるんだから」
あぁもう、恥ずかしいなぁ。全身がムズムズするというかソワソワして落ち着かない。ショウを膝枕してるから耐えるしかないんだけど。さすがに大好きな人を突き飛ばしてまで動きたいとは思わないし。恥ずかしいけど幸せだし……。
なんて思っていると、そっと頬に手を添えら
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