744部分:第百十三話 氷の奥義その一
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だ。どうして私のこの技を破るつもりだ」
「炎を破るものはただ一つ」
カミュはこの状況でも臆してはいなかった。圧倒的なまでの漆黒の炎に囲まれ戦士達の槍が投げられそれを障壁で防ぎながらだ。そのうえで言ってみせたのである。
「氷だ」
「貴様の技だな。やはりそれか」
「氷と水ならば私の右に出る者はいない」
カミュは絶対の自信を持っていた。そうであった。
「黄金聖闘士であってもだ」
「いないか」
「そうだ、いない」
彼はまた言ってみせた。
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