第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
真・恋姫†無双 〜繋がる力、その想い〜
[7/8]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
なんだけどさ」
「ん?お前の思い通りに使えるよ。大丈夫だ。でも賢者タイプだから、多分炎とかは難しいかな?あ、でもそう言った力をもった人が仲間にいればできるな」
「いや、そうじゃなくてだな。これだと蒔風はオレの師匠になるのか?」
「師匠?それなんか違うなぁ・・・・・・」
「じゃあ兄貴?兄弟子?でも弟子じゃないだろ」
「なんとでも呼べぇ」
そんな会話のうちに地上に着く。
真っ先に桃香が一刀に飛びつき、更に何人もの子が一刀にのしかかっていく。
そして口々に翼の事や、あの光の事を蒔風に聞いてきた。
卑弥呼と貂蝉は驚いていた。
まあそれはそうだ。翼人がこんな近くにいたのだから。
そして結界が完全に解け、遠くの方の街に人の気配が戻る。
戦いは終わった。
新たな翼人の誕生と共に
------------------------------------------------------------
「これで終いだな。しっかりと鍛錬しとけよ? 」
「わかったよ。うっさいなぁもう」
そして別れの時だ。
蒔風は一刀に翼人の事や、力の使い方などをしっかりと教え込み、その説明を他の武将にもしておいた。
一刀の力はまだまだであり、これからの鍛錬が必要なことが分かってから、愛紗や華琳などが意気揚々と訓練メニューを組んでいた。
「怖いなぁ・・・・・・」
「臆するなよ。今のお前ならあいつらと同等以上に打ちあえるし、力だって上がってるはずだからな」
「すげえ・・・・・」
「じゃあ、そういう事で・・・・・・・・・・・」
「待ってくだされ!!!!!」
そこに星が駆けこんでくる。
その姿を蒔風がうへえとした顔をして眺めていた。
「なんだ?ついては来させないよ?」
蒔風の言葉に、星が首を振る。
「違うぞ?私はあなたに追いつくと決めた。だから、ここではついていかない。これはあなたの方から来てくれたのです。今度は私の方から向かって見せる!!!」
「その心意気は立派だけどな・・・・・はぁ・・・・・・・」
「それより・・・・・・皆!!!!!」
星の掛け声に、城壁の上から全員が姿を表し、一斉に礼をとった。
その光景は圧巻と言わしめるに値する物。
そして無言だからこそ、全員の意思が伝わってきた。
「ふ、ありがとうな!!!!!みんな!!!!!!!」
蒔風が手を振ってその場を去る。
[Gate Open---Shin・KOIHI
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ