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世界をめぐる、銀白の翼
第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
真・恋姫†無双 〜繋がる力、その想い〜
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なんだけどさ」

「ん?お前の思い通りに使えるよ。大丈夫だ。でも賢者タイプだから、多分炎とかは難しいかな?あ、でもそう言った力をもった人が仲間にいればできるな」

「いや、そうじゃなくてだな。これだと蒔風はオレの師匠になるのか?」

「師匠?それなんか違うなぁ・・・・・・」

「じゃあ兄貴?兄弟子?でも弟子じゃないだろ」

「なんとでも呼べぇ」





そんな会話のうちに地上に着く。



真っ先に桃香が一刀に飛びつき、更に何人もの子が一刀にのしかかっていく。


そして口々に翼の事や、あの光の事を蒔風に聞いてきた。



卑弥呼と貂蝉は驚いていた。
まあそれはそうだ。翼人がこんな近くにいたのだから。



そして結界が完全に解け、遠くの方の街に人の気配が戻る。





戦いは終わった。
新たな翼人の誕生と共に



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「これで終いだな。しっかりと鍛錬しとけよ? 」

「わかったよ。うっさいなぁもう」


そして別れの時だ。



蒔風は一刀に翼人の事や、力の使い方などをしっかりと教え込み、その説明を他の武将にもしておいた。


一刀の力はまだまだであり、これからの鍛錬が必要なことが分かってから、愛紗や華琳などが意気揚々と訓練メニューを組んでいた。



「怖いなぁ・・・・・・」

「臆するなよ。今のお前ならあいつらと同等以上に打ちあえるし、力だって上がってるはずだからな」

「すげえ・・・・・」


「じゃあ、そういう事で・・・・・・・・・・・」


「待ってくだされ!!!!!」


そこに星が駆けこんでくる。
その姿を蒔風がうへえとした顔をして眺めていた。



「なんだ?ついては来させないよ?」


蒔風の言葉に、星が首を振る。


「違うぞ?私はあなたに追いつくと決めた。だから、ここではついていかない。これはあなたの方から来てくれたのです。今度は私の方から向かって見せる!!!」


「その心意気は立派だけどな・・・・・はぁ・・・・・・・」

「それより・・・・・・皆!!!!!」





星の掛け声に、城壁の上から全員が姿を表し、一斉に礼をとった。



その光景は圧巻と言わしめるに値する物。
そして無言だからこそ、全員の意思が伝わってきた。



「ふ、ありがとうな!!!!!みんな!!!!!!!」



蒔風が手を振ってその場を去る。




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