第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
真・恋姫†無双 〜大結界・集結〜
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「しゅ、舜!!!!」
「愛紗!!星!!一刀はどこだ!!!」
「ここにいる!!これはなんだ!?いや、まあ聞くまでもないが・・・・」
城の中庭部分に降り立った蒔風が一刀を呼び立て状況を聞き、さらに説明する。
一刀のその腰には一振りの細身の剣がある。
「お前も帯刀するようになったのか」
「まあね、自分の身はある程度は守らないと。この剣、結構なものなんだぜ?」
「マジ!?後で見せてくれ。それはともかく、この場には全員居るか?」
「ああ、今来たので全員だ。ここはなんなんだ?なにが・・・・・」
「出し惜しみしてる暇はないな。ここは行ってしまえば鏡の世界だ。もう一つの「都」を作って、そこに俺たちを転送したんだ。ここは「都」であって「都」ではない。そしてここにいれば、身体が徐々に消滅する!!!」
「な!?」
「この城なら大丈夫だ。獅子天麟で結界を張ってるからな。だが・・・・くそっ、まさか街丸ごと飲み込むなんざ、想像もしてなかったぞ!!!!」
蒔風が憎そうな顔をする。
「あのやろう・・・・・ここに来てこんなに大規模な結界張りやがって・・・・・・!!!」
「舜!!城の中の影はひとまず片付けた!!!」
「サンキュー・・・・・・皆、話しがある、ここに集まってくれ」
蒔風の言葉に、全員が耳を傾ける。
そして、蒔風が朱里に街の地図を出してもらって、剣で指しながら説明した。
「この結界はあまりにも大規模すぎる。おそらく、支点となる場所があるはずだ」
「支点?」
「そう、そしてこの結界はおそらく、四点によって構成される結界!!!」
「ということは・・・・・その四点を潰せば!!!」
「この結界も消えるのですな?」
その言葉に蒔風がうなづく。
「だが一点でも残れば結界は継続される。四点すべてを破壊しなければならない」
「ならば・・・・隊を作るのですな?」
「その通り」
蒔風が星を指さし、正解、と言い、組み分けを始める。
「壊れた武器は修復されてるな?まず破壊のための攻める者、その場に応じて案を出せる軍師、その間に守る者、周囲を見る者の四人一組だ。それぞれに龍虎雀武をつける。まず青龍隊!!!愛紗、春蘭、朱里、霞、頼む」
「隊内での役割は?」
「それは臨機応変に頼む。朱里が指揮をとり、配役を決めろ。他もそうしてくれ!!!次は・・・・・」
蒔風が隊を発表していく。
その配分は以下の通り。
白虎隊:鈴々、明命、華琳、翠
朱雀隊:星、秋蘭、季衣、桂花
「玄武は?」
「玄武は俺
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