暁 〜小説投稿サイト〜
世界をめぐる、銀白の翼
第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
真・恋姫†無双 〜そして休息へ〜
[2/3]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
そうだな。今は平和そのものだぜ?にしても驚いたよ」

「なにが?」

「いや、星にね。大体ここの武将は、その・・・・」

「お前に好意を持っているな。このクサレハーレム野郎」

「うるせぇ。だけど、星だけは違ったんだ。「主の事は主として好きだが、女としては違います」って言ってな」

「・・・・・・・・・・・・・・・・」



「なあ蒔風、本当になんとも思ってないのか?」



一刀の言葉に、蒔風がうつむく。
そして、朱里と話す星の方を見ながら、蒔風が言った。


「思ってない事なんかあるか。こうやってオレにそんな感情をもっているだけでも、俺は彼女に仇で返してるんだ。申しわけなくてしょうがねえよ」

「そっちかよ・・・・・」

「そっち以外にあるか」



そんなこんなで全員との紹介が終わり、蒔風が最後の疑問を聞いた。



「なあ、なんでオレがあそこにいるって知ってたんだ?あと、なんで攻撃してきた?」


その質問に、一刀があはは・・・・と笑いながら答えた。


「オレがこの世界にやってくる事を予言をした占い師、管輅(かんろ)がさ、予言したらしいんだよ」

「なんていうふうに?」



「それは私たちが」

「説明するぞい!!!」


ザシッ!!とその場に現れたのは二人の筋肉ムキムキの変態、貂蝉と卑弥呼である。


「おお貂蝉!!!と、そちらさんは?」


蒔風が初対面の卑弥呼を見て、名前を聞いた。

「お初にお目にかかりまする翼人殿。我が名は卑弥呼。すでに身を引いた元観測者でございます」

「ってことは貂蝉の先輩か」

「そして、前にお話しした「赤銅の翼人」での戦いの唯一の生存者よ」

「マジか」

「あやつはとんでもない翼人でありました・・・・・だが銀白の翼人殿は違うのだと伺っております」

「あー、そんなかしこまんないでください。翼人とか全然わかんないんで。んー、あとまあそうですね。オレはそんなことしないっす」

「ならいいのだ。がっはっはっは」


と、そこで一旦話題が終わり、蒔風が最初の疑問に関して聞いた。



「ふむ、街ゆく男にふと漏らしたそうだ。「銀白の翼、災いと共に来たる」とな」

「それで舜ちゃんが来たもんだから、そりゃみんな慌てるわよねぇ?全く、管輅ちゃんったらテキトーな予言しちゃって・・・・・・」

「知ってんのか?」

「そりゃもう、彼女もあたし達と同じく、観測者だもの。ま、彼女の場合、外史での道標をするのが役割だけどねん」


「その人・・・・・結構いい加減だな」

「そうね。そのせいであれだけの戦闘が行われてるんですものね」


「その話を聞いた男
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ