第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
真・恋姫†無双 〜そして休息へ〜
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そうだな。今は平和そのものだぜ?にしても驚いたよ」
「なにが?」
「いや、星にね。大体ここの武将は、その・・・・」
「お前に好意を持っているな。このクサレハーレム野郎」
「うるせぇ。だけど、星だけは違ったんだ。「主の事は主として好きだが、女としては違います」って言ってな」
「・・・・・・・・・・・・・・・・」
「なあ蒔風、本当になんとも思ってないのか?」
一刀の言葉に、蒔風がうつむく。
そして、朱里と話す星の方を見ながら、蒔風が言った。
「思ってない事なんかあるか。こうやってオレにそんな感情をもっているだけでも、俺は彼女に仇で返してるんだ。申しわけなくてしょうがねえよ」
「そっちかよ・・・・・」
「そっち以外にあるか」
そんなこんなで全員との紹介が終わり、蒔風が最後の疑問を聞いた。
「なあ、なんでオレがあそこにいるって知ってたんだ?あと、なんで攻撃してきた?」
その質問に、一刀があはは・・・・と笑いながら答えた。
「オレがこの世界にやってくる事を予言をした占い師、管輅(かんろ)がさ、予言したらしいんだよ」
「なんていうふうに?」
「それは私たちが」
「説明するぞい!!!」
ザシッ!!とその場に現れたのは二人の筋肉ムキムキの変態、貂蝉と卑弥呼である。
「おお貂蝉!!!と、そちらさんは?」
蒔風が初対面の卑弥呼を見て、名前を聞いた。
「お初にお目にかかりまする翼人殿。我が名は卑弥呼。すでに身を引いた元観測者でございます」
「ってことは貂蝉の先輩か」
「そして、前にお話しした「赤銅の翼人」での戦いの唯一の生存者よ」
「マジか」
「あやつはとんでもない翼人でありました・・・・・だが銀白の翼人殿は違うのだと伺っております」
「あー、そんなかしこまんないでください。翼人とか全然わかんないんで。んー、あとまあそうですね。オレはそんなことしないっす」
「ならいいのだ。がっはっはっは」
と、そこで一旦話題が終わり、蒔風が最初の疑問に関して聞いた。
「ふむ、街ゆく男にふと漏らしたそうだ。「銀白の翼、災いと共に来たる」とな」
「それで舜ちゃんが来たもんだから、そりゃみんな慌てるわよねぇ?全く、管輅ちゃんったらテキトーな予言しちゃって・・・・・・」
「知ってんのか?」
「そりゃもう、彼女もあたし達と同じく、観測者だもの。ま、彼女の場合、外史での道標をするのが役割だけどねん」
「その人・・・・・結構いい加減だな」
「そうね。そのせいであれだけの戦闘が行われてるんですものね」
「その話を聞いた男
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