暁 〜小説投稿サイト〜
世界をめぐる、銀白の翼
第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
真・恋姫†無双 〜超激戦、更に闘う者達〜
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て雪蓮の攻撃を防ぎ、華琳の鎌を刃の内側に踏み込んで避けた。
だが華琳は鎌をそこから引き、蒔風の後ろ首を狙う。

だが蒔風が空いた右肘で華琳の鎌を掴んでいる腕の肘の裏を打ち、カクリと曲げる。
当然鎌の狙いも逸れ、蒔風の後頭部には鎌の柄がコツンと当たっただけだ。

そして蒔風が華琳に追撃をかけようとした瞬間、目標の身体が消えた。


瞬間的に危機を察知した雪蓮が華琳の襟首を掴んで後ろに引っ張ったからだ。
蒔風が上体をお辞儀して後ろの鎌を避け、離れた二人を見ながら両手を地面にバンッ!と当てる。


すると二人の周囲の地面が板状に起き上がり、囲って閉じ込めてしまった。


そして蒔風が一刀がいるであろう方向に向き直り、足を止める。



「ふ・・・・・まさかここまで来るとは思わなかったぞ・・・・・だが悪いが主殿には近づけさせん」


「・・・・・・超雲、か」

「その通り!!北方常山の超雲子龍!!いざ尋常にアダッ!?」



名乗りを派手に上げる超雲・・・・星に蒔風が容赦なくデコピンを弾く。

額を押さえて涙目になりながらも威勢の下がらない星が蒔風に叫び続ける。


「ここは通さんとアテッ!おいウツッ!?ちょイタッ!!待っアダッ!」

「う〜ん、楽しい。お前に関しちゃあの感情忘れているならなおよろしい」


ズンズンと歩を進めながら蒔風が星にデコピンしていく。
星はそれに一回一回のけ反りながら後退させられ、ついに小石に躓いて転んでしまう。


その脚を蒔風が掴み、ジャイアントスウィングの要領でブン回して投げっぱなす。



そして障害は無くなった。




たった一人の最強の武将を残して。








「あわわ・・・・ついに最後の武将になっちゃいました・・・・・・・」

「れ、恋さん!!お願いしましゅ!!!!」




「わかってる」





ドンッ!!!!!!!





方天画戟を地に突き立てて、そこに在るのは天下布武。
三国において最強となし、立ち並ぶものはすでにない。

頂点は、かけ離れているからこそ頂点なのだと言う事がよくわかる。



すべての者を抜き去って、最強の座にいる武将。




その名は呂布。字は奉先。真名は恋。


三国無双の最強が、ついにその武を振るいに来た。






「前に来た時はなんやかんやで戦えなかったからなぁ・・・・・・・行くぞ」

「・・・・・・・・・こい」








蒔風が大剣・獅子天麟を中段にを構え、恋も下段に方天画戟を構える。




まず、その光景にも皆が驚く。
恋は基本、
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