奇妙な中身
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ったりとして元気がない(そもそも生き物では無いので当然だが)。
「この絵だと元気に泳いでるんだけどなぁ。」
レ級が絵を眺めながら首を傾げる。その絵には元気よく泳ぐ魚の絵が描かれている。
「……なぁ、もしかしてこの魚、前は生きてたんじゃないか?」
「ど、どういう事ですかレ級さん!」
「こっちの人形は何か解らないけどさぁ、こっちのは武器だろ?もしかしたらこの人形のモデルがこの魚の化け物を仕留めたんじゃねぇの?」
「な、なるほど!」
「つまり……」
「「つまり?」」
ゴクリ、と唾を飲み込むル級とヲ級。
「つまり、このデカい魚の化け物を人間が仕留めたって事だ!」
「「ヒ、ヒイイィィィ!」」
レ級の推論を聞いて震え上がる2人。確かに、武器を象った物ではあるのですが……。
「しかし、このようないかつい人間が居るのでしょうか?」
「だって、あの艦娘共の司令官だぞ?そりゃあ強い人間だろ。」
「「た、確かに。」」
どうやら、深海棲艦の中での提督のイメージは鎧武者になってしまいそうです……。
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