第3章:再会、繋がる絆
第78話「終わらない戦い」
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撃に対し、偽物は...。
「....足りん。」
ギギギギギギギギィン!!
...全て、創造された武器群に叩き落された。
三人に対し、偽物は一人で物量を上回ったのだ。
「くっ...!物量じゃ敵わない!椿、葵!」
「分かったわ!」
「了解!ユニゾン・イン!!」
量でダメなら質で。そう決めた優輝は椿と葵に指示を出し、二人はユニゾンする。
霊脈とのパスにより、普段よりも強くなった上でのユニゾン。
それは、優輝の力量すら上回るが...。
「は、ぁっ!!」
「っ...!」
ッ、ギギギギギギギギィイン!!
優輝による援護で接近を可能にし、椿はレイピアを構えて斬りかかる。
葵の偽物では力負けしたその連撃は....あまりにあっさりと受け止められた。
「なっ....!?」
「っ...こっちも、力が増している...だが、まだ足りない!」
優輝と同じように、椿たちもパワーアップしている事に偽物は驚くものの、身体強化魔法でその力を上回る。
「くっ....!(相殺しきれない...!)」
「っ...!奔れ、“火焔旋風”!!」
椿が仕掛けて減っているとはいえ、三人ですら相殺された武器群を相手にしていた優輝が、相殺しきれずに一部の武器が椿に迫る。
咄嗟に椿は火の竜巻を起こし、目くらましと同時に攻撃を凌ぐ。
「椿!」
「はぁっ!」
ギィイン!
しかし、その目くらましも躱され、椿は背後から斬りかかられる。
咄嗟に優輝が割り込み、シャルを全力で振るって攻撃を防ぐ。
「ぐぅ....!」
ギギギギギィイン!
鍔迫り合いになり、優輝は押されながらも次々創造される武器群を相殺する。
もちろん、椿も黙って見ておらず、偽物の横に回り込んで斬りかかる。
「はぁっ!」
「このっ....!」
創造される武器群を相殺しながらの連携。
二対一で、ようやく互角に近い攻防を繰り広げていた。
「っ、“霊撃”!」
「“アォフブリッツェン”!!」
椿が霊力で武器群を弾き飛ばし、弾け飛んだ武器の合間を潜り抜けて優輝が一閃を放つ。
「っ、くっ....!」
―――“Aigis”
ギィイイイイン!!
そこでようやく、偽物に防御の行動を取らせる事ができた。
だが、そこで気を抜くなど優輝達はしない。
反撃に繰り出される創造されたナイフが、素早く二人に襲い掛かる。
「「っ...!“霊壁”!!」」
咄嗟に霊力の障壁を張り、ナイフを防ぐ。
「...“sto?”。」
パ
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