暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは〜無限の可能性〜
第3章:再会、繋がる絆
第78話「終わらない戦い」
[8/11]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
撃に対し、偽物は...。

「....足りん。」

     ギギギギギギギギィン!!

 ...全て、創造された武器群に叩き落された。
 三人に対し、偽物は一人で物量を上回ったのだ。

「くっ...!物量じゃ敵わない!椿、葵!」

「分かったわ!」

「了解!ユニゾン・イン!!」

 量でダメなら質で。そう決めた優輝は椿と葵に指示を出し、二人はユニゾンする。
 霊脈とのパスにより、普段よりも強くなった上でのユニゾン。
 それは、優輝の力量すら上回るが...。

「は、ぁっ!!」

「っ...!」

     ッ、ギギギギギギギギィイン!!

 優輝による援護で接近を可能にし、椿はレイピアを構えて斬りかかる。
 葵の偽物では力負けしたその連撃は....あまりにあっさりと受け止められた。

「なっ....!?」

「っ...こっちも、力が増している...だが、まだ足りない!」

 優輝と同じように、椿たちもパワーアップしている事に偽物は驚くものの、身体強化魔法でその力を上回る。

「くっ....!(相殺しきれない...!)」

「っ...!奔れ、“火焔旋風”!!」

 椿が仕掛けて減っているとはいえ、三人ですら相殺された武器群を相手にしていた優輝が、相殺しきれずに一部の武器が椿に迫る。
 咄嗟に椿は火の竜巻を起こし、目くらましと同時に攻撃を凌ぐ。

「椿!」

「はぁっ!」

     ギィイン!

 しかし、その目くらましも躱され、椿は背後から斬りかかられる。
 咄嗟に優輝が割り込み、シャルを全力で振るって攻撃を防ぐ。

「ぐぅ....!」

     ギギギギギィイン!

 鍔迫り合いになり、優輝は押されながらも次々創造される武器群を相殺する。
 もちろん、椿も黙って見ておらず、偽物の横に回り込んで斬りかかる。

「はぁっ!」

「このっ....!」

 創造される武器群を相殺しながらの連携。
 二対一で、ようやく互角に近い攻防を繰り広げていた。

「っ、“霊撃”!」

「“アォフブリッツェン”!!」

 椿が霊力で武器群を弾き飛ばし、弾け飛んだ武器の合間を潜り抜けて優輝が一閃を放つ。

「っ、くっ....!」

   ―――“Aigis(アイギス)

     ギィイイイイン!!

 そこでようやく、偽物に防御の行動を取らせる事ができた。
 だが、そこで気を抜くなど優輝達はしない。
 反撃に繰り出される創造されたナイフが、素早く二人に襲い掛かる。

「「っ...!“霊壁”!!」」

 咄嗟に霊力の障壁を張り、ナイフを防ぐ。

「...“sto?(シュトース)”。」

     パ
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ