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聖闘士星矢 黄金の若き戦士達
740部分:第十二話 炎の魔神その一
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もまた他の狂闘士達と同じであった。狂闘士のはじまりは誰もが天闘士である。アーレスにつきそれにより狂闘士となったのだ。
「そこで私を待っていたのは孤独だ」
「孤独だったのか」
「私は戦いを愛していた」
 ここでも彼は他の狂闘士達と同じである。
「それが受け入れられなかったのだ」
「戦いによって何をするつもりだった」
「全てを変える」
「全てをか」
「そうだ、全てを変えることを望んでいた」
 こう言うのである。
「戦いによって。停滞し腐敗していくだけの世界をだ。それを果てしない戦いによって動かしそのうえで全てを変えていきたかったのだ」
「それでなのか」
「だが。私の考えはだ」
 レダの言葉が一旦止まった。

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