733部分:第百十話 薔薇の毒その四
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ことはありません」
はっきりと返してもみせてきた。
「何があろうとも」
「言うものだな。それだけの自信があるというのか」
「自信がなければ聖闘士にはなれません」
やはり強気である。その外見からは想像できないまでにだ。
「ですから」
「その自信は私も同じだ」
ミシェイルも負けてはいなかった。
「それではだな」
「どちらの毒が勝つかですね」
「はっきりさせる闘いでもあるな。だが」
「だが?」
「ピスケスよ」
アフロディーテを呼んできたのである。
「貴様に薔薇はもうないな」
「はい」
アフロディーテもそのことは認めた。
「お話した通りです。三つだけです」
「そうだ。紅薔薇に黒薔薇、それに白薔薇だ」
その言葉は続く。
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