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奇妙な暗殺教室
片鱗の時間
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美をあげるわ!勿論女子には男も用意してあげる。」



ビッチがそう言うと気がつけば銃らしき物を肩にかけた数人の屈強な男達が現れた。




「あ、それと、私の暗殺邪魔したら、殺すわよ。」




殺すという言葉、例のとんでもないディープキス、屈強な凄腕の殺し屋……生徒達は目の前にいる彼女が一流のプロの殺し屋なんだと感じていた。






だがこの時、ビッチは致命的なミスを犯していた。ただでさえ朝から自己嫌悪により通常の彼よりも沸点が低い状態であり、かつ自分や仲間をここまでコケにされた彼はプロの殺し屋が言い放つ『殺す』の一言でも止めることなど出来はしない『憤怒』のスイッチに手を出してしまった事に気がついていなかったのだ。




「やれやれ……やっぱりこうなったか。そもそもこんな痴女に教えてもらうことなんて俺たちにはない。さっさと失せろよ…イリーナ・イェラビッチ」




ふと後ろから聞こえてくる声に取り巻きの男が気づき後ろに振り返ると鬼の様な形相に睨む東城丈一郎がいた。



「おい……なんだ坊主?気安く俺たちに近づいているんじゃあねーぞ」



「フ……小物に用はねぇから失せろ」



刹那、丈一郎の鋭い手刀が男の顎を掠め



「あ……う……」



一撃で男を地に伏させた



「野郎……ッ!」



「図にのるなッ!」



そう言い迎撃態勢に入る男達だったが



「待って!ちょっと下がりなさい。」



ビッチの抑制により怒りの矛先を抑え、数歩下がる。




「まさか……あんた東城丈一郎?」



ビッチが丈一郎のフルネームを言い当てた事により、この場が騒めき始めた。



「確かに俺の名は東城丈一郎…一応あんたの師匠とジジイが顔馴染みだから俺も一応あんたの事は知っている。だが、だからなんなんだ?あんたの師匠にでも報告するのか?」




「別に…どうもしないわ邪魔さえしなければね」




遠回しに邪魔すれば殺すという警告だった。しかし、既にブチ切れている丈一郎にとってそんな事はどうでも良く



「邪魔をするなだと?……あの天才イカサマ師と名高いクソジジイの孫の俺に邪魔するなって言う方が可笑しいと思うんだが…どう思う?」



不敵な眼差しをした丈一郎は警告に対して遠回しに『NO』と言い放った。



そんな丈一郎に対しビッチは苛立ちを覚え始めた。



「ッチ!……話にならないクソガキね。そうゆう所直した方が良いんじゃない?女にモテないわよ?」




「おっとここに会話の成り立たないアホが登場〜〜質問
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