明石さん@自重しない
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もしかして私の勘違い?」
「……明石さん、ちょっとお話があります」
青ざめていく明石の肩を、絶対に逃がさんと言わんばかりに掴む加賀。明石がその後加賀を含めた数名に引き摺られて何処かへと連れ去られたのを見送りながら、それはそれとして幹部会参加者の興味は提督の料理に移っていた。
「それで提督、今日のメニューは?」
めちゃくちゃキラキラした顔で聞いているのは、蒼龍だ。
「『特製鶏の煮付け』と『鶏出汁おでん』だ」
「やった、提督のおでん!」
見ると提督の店の常連は皆嬉しそうにガッツポーズをしている。それもそのはず、提督の仕込むおでんは『Bar Admiral』の秋から冬にかけての定番メニューで、毎日切らさないように仕込まなければならない程の人気メニューなのだ。
「さぁて、熱燗も支度できてるし、これで一杯引っ掛けようじゃねぇか!」
提督の掛け声と共に、歓声が上がる。さぁ、宴会のスタートである。
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