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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第547話】
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からって勘違いしないでよねっ! あ、アタシは別にヤキモチ妬いたり何かしないんだからっ!!」
目尻を吊り上げ、仁王立ちのまま顔を覗き込む鈴音に続き、セシリアは胸に手を当て――。
「安心しましたわ。 ……とはいえ、あまり不安にさせないでくださいましね」
「はは……善処します」
そう答えるヒルトに、僅かにジト目で見つつ、次に愛し合う時はもっと甘えようと思うセシリア。
「ぼ、僕は何も心配とかしてないよ? ヒルトとの絆、深いものだって信じてるから」
いつもの笑顔で答えるも、言葉の重味が違っていた。
シャル自身も、次に互いの予定が合えばいっぱい愛してもらおうと内心思うのだった。
「ふむ……」
「……ラウラ?」
いつもと違うラウラを気にかけるヒルト、それに気づいたラウラは僅かに頬を赤く染め――。
「い、いや……すまないヒルト」
そう告げ、トントンと自身の耳を触るラウラ――ラウラなりのチャネル通信の合図だった。
『ヒルト、今晩そっちに行く。 ……良いだろうか?』
『あ……わ、わかった、構わないぞ』
『う、うむ』
それだけを告げ、通信を切るラウラ――楯無は改めて認識する、ヒルト君を好きな女子がいっぱい居る事実に――妹である簪も、明らかに恋してる女子の眼差しでヒルトを見ていた。
ライバルは多い――しかも自分は彼より一つ年上という事実――年上の女性をどう思っているのかが知りたかった。
だが今はその事を置いておき、前みたいにヒルト達のやり取りを見て小さく笑みを浮かべる楯無だった。
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