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病みそうにない艦娘が病んじゃったお話
五話目という名の運命
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がみるみると青ざめていく。

「ジョークだろ・・・?」

「いえ、というか顔色悪いですよ!?」

すると突然後ろから誰かが現れる。

「司令。」

「おおう!?し、不知火か・・・」

不知火は提督が気に入っている艦娘の一人で桃色のポニーテールに青い目をしており冷静沈着な性格をしている駆逐艦の艦娘である。

ちなみにだが、ここの不知火も提督のことを気に入っているのかどこからもなく現れて提督の手伝いをしてくれるのだ。

いっておくが、彼女はヤンデレではない。

「ところで、どうしたんだ?」

「正門に今日配属の決まった艦娘がこちらに来ています。」

「何・・・だ・・と・・・!?」

「司令?どうされましたか?」

「いや、何でもない・・・不知火、着いて来てくれるか?」

「司令のご命令とならば。」

「すまんな・・・」


てことで不知火と一緒に重い足取りで行く事になった



正門に近づくと前から一人大柄な艦娘が走ってきた。


「ダーーリーーーーーン!!!!!!」

「ふおお!?」ドコォ?

とその艦娘が提督におもっきり突撃しそのまま岩盤に向かって飛んでいった。

「あっ・・・」

呆気にとられる不知火。

そして提督はドコォーーン!!と岩盤に大きなクレーターをつくって叩き込まれた。

「というかあの岩盤はどこから現れたの?」


「ダーリーーーーン!!会いたかったわーーー!!!」

ぐいぐいとアイオワと呼ばれる艦娘に抑えつけられる提督。

「お・・・おま・・・なんで俺が提督ってことを・・・」

「あなたの行動なんてすぐ分かるわ!!なんせ私はアドミラルのお嫁さんなんですから!!」

うわぁ、とドン引きする不知火。

「というか司令の事をいつから知っているのですか?」

「それは約半年頃前だわ・・・私とダーリンが運命の出会いをしたのは・・・」

「というか・・・離れろ・・・」


あのとき私は佐世保鎮守府をはなれにある町にいたの。けどそこで強姦にあいそうになったの・・・

私は何とかして振りほどこうとしたけど普通人間より力の強い私は大怪我をさせるのが怖いからなにもすることができなかったわ。

けどそこに彼が現れた。

彼は私を強姦しようとしたチンピラ達をあっという間にやっつけたわ。そいて彼は私の介護までしてくれた。

その時だったわ、私が彼との恋に堕ちたのは・・・


(そういえば介護って表現としておかしくないですか)

(アメリカ艦だから日本語になれてないんだろ。気にすんな)

「それ以来私は貴方に会いに何度も行ったわ!!私の人生を貰う為に!!」

「あぁ、あれか・・・ホント大変だ
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