五話目という名の運命
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(ん・・・あれ、俺何やったんだっけ・・・)
(あぁ、そういやぁ摩耶のカレー食ったんだっけ・・・あれは本当油断しちまったな・・・)
(あれ、俺ベッドに寝かされてんだよな、なんで手にぬくもりが・・・)
そう思いながら目を開けると、
「おはよ提督♪」
摩耶が提督の手を握っていた。
「・・・何でお前が・・・?」
「お前が体調を崩したていうから俺が自分でお粥を作ってやったんだ!」
「えっ?ちょっとタンマ愛宕達は?」
「アイツら?アイツらなら俺がやかましいから眠らせたよ。」
「ちょ!?おまなんてことを!?」
「それよりも提督、俺の作ったお粥を食べてくれよ。俺の愛情がたっぷり入ったお粥だからさぁ・・・。」
そんなこんなで摩耶が提督に無理矢理食べさせてやろうとすると。
「そこまでだ」
木曾が現れた。
「うお!?木曾!?」
「木曾・・・何のつもりだ?」
「テメェこそそれに媚薬を盛ってどうするつもりだったんだ・・・?」
「え?媚薬?」
「そこの机に置いてあるだろ。何で気付かねぇんだよ」
「木曾・・・テメェ何してんだよこの重巡もどきが・・・」
「それはこっちのセリフだこのグズ野郎・・・そいつは俺のもんだ・・・」
(あーあーまた始まったよ、とりあえず逃げるか。)
木曾と摩耶がメンチを切りあってる途中こっそりと部屋から出る提督であった。
「あ〜困ったもんだ・・・」
提督が廊下を歩いていると後ろから声をかけられた。
「提督、少し宜しいでしょうか・・・?」
「うん?あぁ大淀か。どったの?」
大淀と呼ばれる艦娘に振り替える提督。
「実は今日ここに配属される艦娘が来るようなんですが・・・」
「あれ?そんなのしらねぇぞ?」
「それが今日急に決まったそうなんですよ。」
「え?ちょっと待て何時からだ?そして今何時だ?」
「今は10時頃ですから丁度一時間前でしょうか?」
「ほーお・・・ていうか俺そんなに寝てたのか・・・」
「あぁ・・・昨日はご愁傷様でしたね・・・」
「まぁな・・・とりあえず何処の鎮守府からどんな艦娘が来るんだ?」
「それなんですよ!なんと
あのアイオワというアメリカの戦艦がこちらに来るそうなんですよ!!」
大淀が興奮ぎみにそう言う。
「ふーん・・・ってアイオワ・・・?」
「はい!すごいですよ!!まさかこちらの鎮守府に配属が決まるだなんて!!」
「ちょっと待て、どこから来るんだ?」
「えっ?あぁ!!申し訳ございません!!いい忘れてましたが、佐世保鎮守府からなんです!」
すると提督の顔
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