暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築
1部 始まりは突然に
2章 ドキドキな小学校ライフ
弁当と新しい友人
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はずいだろ

「あれ?アリサちゃんもすずかちゃんも仲良しさんなの?」

「ほら1週間前に事件があったって言ったでしょ」

「うんうん、もう何でそんなことする人がいるのかな」

「そこで助けてくれたのがこの綾さんなのよ」

「ふぇえええええええええええええええええええ」

「なのは五月蝿い」

「あれ?だってあれってお兄あちゃんと忍さんがまにあったって!・・・あれ?」

 おれ自身は知ってはいるけれど
それは芸能人を知っているレベルだから教えてもらわないと

「アリサ、すずか紹介してくれていいかしら」

「この子は私達の大親友のなのはよ」

「そして恭也さんの妹さんなの」

「よろしくね!高町さん」

「こちらこそよろしくなの、南條さん。私のことはなのはって呼んで欲しいな」

「なら私も綾でいいわよ」

 そして久しぶりの弁当を広げてみると、色とりどりのおかず
サラダがあり、たこさんウインナーやらから揚げやら
ふりかけがかけてあっておいしそうな弁当だった。

「どうしたの綾」

「へ?」

「気づいてないの?」

「ん?」

「なんで涙が出ているの?」

 俺は目から涙を流していた。
すごく懐かしかったこと
そしてまた一からやり直せるのかという実感
暖かい家族、友人
それらを感じてしまったら
涙が出てきた。
転生してから以前の暮らしと比べてしまって気づかないうちに涙を流すことはあったが人がいるのに涙を見せたのには自分でもビックリだし、恥ずかしさもあった。

「これは涙じゃなく目から水が出てきただけ!」

「何よそれ」

 そしたらなのはが後ろから手を回し

「えっと、よくわからないけれど、泣きたいときには泣いてもいいと思うよ。
我慢していると、張りさけそうになってつぶれちゃうから」

「はい綾さん」

 すずかはハンカチを渡してくれて
アリサはそっぽを向きながら頭をなでてくれた。
この世界は俺にとって優しすぎる
そしてこのやさしさですごく泣いてしまった

 それから少し時間がたち
顔を赤くしながら、そっぽを向きながら

「えっとありがと」

 実年齢50超えてるおっさんが
10歳にも満たない少女の前で泣くなんて恥ずかしすぎる

 3人はくすくす笑いながら

「友達だもん」

「でも、綾って実は結構な泣き虫だったのね」
とか
「不謹慎だけど泣いてる綾さん可愛かったよ」

 とかいろいろからかわれた。
さっきのやり返しですか

「可愛いって・・・それはアリサやすずか、なのちゃんのほうだわ」

 まだ時間があったから
お弁当を食べながら
2人の要注意人物に聞いてみた。

「ちょっ
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