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*On Game On Life*
第4話『遊戯』

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「あ、お前があの変な奴か?つーか落ちてんだけどオオオオオオオオ!?」
死ぬ、これは死ぬ!あぁ、父上、母上…今ままでありがとうございました。俺来世ではヒキニートやめるよ…!
「あははっ、大丈夫だよ〜♪落ちても死なないから!…ボクの名前はテト!この世界を創った遊戯の神様だよ!…さて、じゃあ説明するよ?」
そういってテトは指をパチン、と鳴らした。すると周りの時が止まった。
「うぉっ!?…と、まってる…のか…」
「まず、この世界はゲームで全てが決まる世界で…さらに!この世界には10の盟約があります!
【一つ】この世界におけるあらゆる殺傷、戦争、略奪を禁ずる
【二つ】争いは全てゲームにおける勝敗で解決するものとする
【三つ】ゲームには、相互が対等と判断したものを賭けて行われる
【四つ】“三”に反しない限り、ゲーム内容、懸けるものは一切を問わない
【五つ】ゲーム内容は、挑まれた方が決定権を有する
【六つ】“盟約に誓って”行われた賭けは、絶対遵守される
【七つ】集団における争いは、全件代理者をたてるものとする
【八つ】ゲーム中の不正発覚は、敗北と見なす
【九つ】以上をもって神の名のもと絶対不変のルールとする
【十】みんななかよくプレイしましょう
さぁ、君の望む世界へ…この『ディスボード』へようこそ!」
テトがそういった途端に時間は戻り、俺はまた落ちていった。
「結局落ちんのかよぉぉぉぉぉお!!」
「君“も”…ボクのとこまで来れるかなぁ?♪」
テトがボソッと呟いていたが俺には聞こえなかった。
「あああああああああああああっ!」
ズドンッと勢いよく俺は地面とぶつかった。しかしまぁ、生きているわけだ。
「あ〜、いってぇ…多少の痛みは感じるのか…あのクソ神め…言えよ先に…ふぅ、ここが異世界ってやつか…なかなか風情あるな」
俺がそんな悦に浸っていると向こうからバイクらしきものが近付いてきた。
「おい、お前!持ってるもん全部寄越しな!」
「(盗賊か…?ならなぜすぐ切りかからない?腰に剣を差しているのに…)生憎来たばかりで何もほ持ってなくてな…他を当たってくれるか?」
俺がそういうと盗賊はトランプを出し始めた。
「なぁ…何してんだ?お前ら」
「あ?勝負するに決まってんだろ?」
やはりテトの言っていた通り、この世界は全てが…遊戯で決まる世界なのか…?
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