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聖闘士星矢 黄金の若き戦士達
726部分:第百八話 死の世界の前でその四
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レスの野郎の宮殿をずっと見てるのもな」
「それがか」
「一度遊び場を見てから戻るのがいいな」
「ふむ」
 カナンはデスマスクのその言葉を聞いてまた述べる。
「勝つつもりか、貴様が」
「その通りさ、俺が勝つ」
 まさにそうだというのだ。
「何があってもな」
「言うな。では私もその言葉を返そう」
「手前が勝つってのか」
「この技でな。受けるのだ」
 右手を前に出してきた。そうしてだった。技が放たれる。そのうえで二人は玄室から姿を消した。だが二人の闘いはそれで終わりではなかった。


第百八話   完


                2010・3・29

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