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提督はBarにいる。
提督と艦娘達の夏休み〜アイス延長戦編〜
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いと思います。




〜秋月型姉妹の場合〜

 ……そんな風に思っていた時期が、俺にもありました。いたよ、もっと酷い奴。

秋月「どうしたの初月〜?」シャクシャク

照月「溶けちゃうよ〜?勿体無いよ〜?」シャクシャク

初月「ぬぐぐ……」つしろくまアイスバー

「何を我慢してんだよ初月。遠慮なく食え」

初月「だっ、だって毎日あんなに美味しいご飯を食べてるのに、オヤツまで食べてしまったら!」

初月「精神が堕落して戦いに身が入らなくなるかも知れないじゃないかっ!」

「『武士は食わねど高楊枝』ってか?そんなの糞喰らえだこの野郎」グイッ

初月「もがっ!」

 俺は初月の持っていたしろくまを、無理矢理口の中に押し込んだ。

「食べようと食べなかろうと、戦う時に集中できてりゃいいんだよ。それなら、美味いモン食ってた方が得だろ?」

初月「」コクコク

秋月「うわぁ、提督さんが初月をソファに押し倒してる……////」

照月「なんかエッチぃよぉ……////」

 不可抗力だ。勢い余ってそういう体勢になったのであって、狙ったワケじゃない。……しかしアレだな、初月って着痩せするタイプだったんだな。どこがとは言わんが。





〜特別編・ボノちゃんへのご褒美アイス〜

曙「何よ?いきなり呼び出して」

「いや、昨日は曙のお陰で良いものが見れたんでな、皆には内緒でアイスをもう一本と思ってな」

ハッと気付いた曙、両腕で胸を隠す。

曙「何考えてんのよ、この変態クソ提督!////」カアァァ

いやいや、赤面されてもぺたん娘に興味ありませんからね?俺。そんな思いが顔に出ていたらしい。思いきり足を踏まれた。

「痛ぇなぁ。じゃあアイスは要らないって事だな?」つチョコオレオバー

曙「あ、ちょ、ちょっと待ちなさいよ!誰も要らないって言ってないでしょ!?」

曙「く、口止め料!アンタがそういうやらしい目で見てる事への口止め料なんだから!」

へいへい、そういう事にしといてやるよ。俺も男なんだから、それくらいは普通だと思うんだがなぁ……。

曙「全く……アイスごときで靡くと思ってんのかしら」

「そんな文句言いながらも完食してるじゃんボノちゃんw」

曙「ボノちゃん言うな!人の顔ジロジロ見んな!」

「だって、口の周りチョコアイスでベットベトだぞ?」

曙「あっ………………////」赤面

「そうかそうか、口周りに気付かないほど美味かったか〜」ニヤニヤ

曙「んーーーーーーーーー!!!!」ポカポカ

 顔を真っ赤にしてポカポカ殴られたが、全く痛くないし可愛らしいと思った。何となく漣の気持ちが理解できた気がする。
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