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聖闘士星矢 黄金の若き戦士達
723部分:第百八話 死の世界の前でその一
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ってのか」
「答えるつもりがないのならそれでいい」
 その場合もいいというのだ。
「しかしだ」
「しかしか。どうだってんだ?」
「どちらにしろ貴様は倒す」
 それは何が何でもだというのだった。
「貴様はだ」
「へっ、ベルゼブブよどっちにしろな」
「貴様もまた私を倒すつもりか」
「俺は蝿は嫌いなんだよ」
 デスマスクらしい言葉だった。それをあえて出してみせたのである。
「それもだ。大嫌いなんだよ」
「そして私もまた蟹が嫌いだ」
 デスマスクの言葉をそのまま返した形だった。

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