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おばあちゃん:「解体したモンスターボールの
部品を解析した結果、そのモンスターボールは
ボールにポケモンが入った瞬間
ポケモンの脳に特殊な電波を流し
ボールに組み込まれた情報を伝達させ
ポケモンの心、、、いや、脳を
コントロールする仕組みになっていました。
そして捜査官の活躍でその部品の残骸が
シルフから大量に廃棄処分されている事が
発覚したのです」
ヒロシ:「、、、」
おばあちゃん:「我々はシルフの社長に
事件の事を話し
奇妙なモンスターボールの件について
問い詰めましたが、
シルフ側は何も知らないの一点張り。
そこでシルフの館内調査を試みましたが、、」
ヒロシ:「証拠は見つかったんですか?」
おばあちゃん:「いいえ。
調査しようとした矢先に、あの事件が
勃発したのです、、、。」
ヒロシ:「、、、」
おばあちゃん:「その後結局、
明らかな証拠も何も掴めないまま
ポケモン強奪事件は迷宮入りとなり
特別捜査一課は解散。シルフは
ビジネスの勢いに乗り今では
カントーの政権まで握る国家となりました。
わたしも定年を迎えるまでは
個人でシルフを探ろうとしましたが、
新生シルフカンパニーには手を出すなと
警視庁から直々に命令が下されましてね〜。
、、、わたしは志半ばで、
警察手帳と誇りを置き、署を去りました。
、、、今では新しい時代の中で
孫に絵本を”読み聞かせ”する、ごく平凡な
おばあちゃんですよ、、。」
ヒロシ:「そうだったんですか、、」
おばあちゃん:「、、、でも、1人だけ
わたしの意思を継ぐジュンサーがいます」
ヒロシ(、、、まさか!)
ヒロシはおばあちゃんの孫を見た。
おばあちゃん:「えぇ、、。私の娘です」
ヒロシ:「そのジュンサーさんは今どこに!?」
おばあちゃんは、孫の耳に手を当て、
ヒロシに話した。
おばあちゃん:「娘は以前までタマムシ署に
居たんですけど、少々問題を起こして
しまいましてね。、、、今では
グレンタウンの駐在所にいます。
、、、名前はフブキ、、。
フブキ巡査と言えばわかりますよ。
グレンタウンに駐在所は一つしか
ありませんから、、。」
ヒロシ:「、、おばあさん、、」
女の子:「ねぇねぇっ、
いま、ママのお話してたの?」
おばあさん:「違うよ、おばあちゃんの
お話をしてたんですよう」
女の子:「あー嘘だぁー!だって
おばあちゃん、ママの話をする時
いつも
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