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混沌の魔術師と天空の巫女
第7章 大魔闘演武編
未来を変える為
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まで姿を見せなかったドラゴン達が・・・
 この町を手あたり次第探っては見たが・・・手がかりはなしだ。」

未来の俺がそう言う。

「本当に・・・ゴメン。これじゃああたし・・・何の為に来たのか・・・
 コージ君の方は自分の未来を何とかしたのに・・・
 今日までどうしたらいいのかわからずに・・・」

「それは俺もですよ。
 自分の未来は変えられたとはいえ、この後の事をどうするのかは・・・」

「いや・・・俺達が何とかする。」

未来のルーシィさんと俺の言葉に、ナツさんがそう言った。

「ありがとうな。俺達の未来の為に。」

「絶対に・・・変えようぜ!」

ナツさんと俺がそう言う。





























一方、ジェラール達の方で・・・


「全てが真実とは限らない?」

「それって、未来の2人が嘘ついてるって事?」

ウルティアとメルディがそう言う。

「一万を超えるドラゴン・・・エクリプス・・・魔力・・・
 いくつかのつじつまの合わない事があるんだ。
 2人の言葉が虚偽なのか。それとも2人そのものが虚構なのか。」

ジェラールはそう言う。

「ジェラール?」

「!」

「コージ!!」

「何故お前がここに?」

俺はジェラール達と出会った。

「大魔闘演武は終わりましたが、ナツさん達からの信号弾がないので、
 城へ行こうとしました。
 闇分身を出して、俺が城に直接行こうと思いましたが、
 撮影している魔水晶(ラクリマ)がどこにあるかわからないので、
 一旦、遠回りしてから城に入ろうとしたのです。」

「そうか。」

「じゃあ、私達と一緒に来る?」

「これから、城の地下に行って、ナツ達を迎えにいくのよ。」

「そうですか!では一緒に・・・ん?」

「どうした?」

「闇分身から・・・・・・・・・え・・・?」

俺は色々と驚く事だらけだった。





























少し前、ナツ達の方で・・・


「こっち!!」

俺達は未来の俺とルーシィさんの後に続いていた。

「お前ら、よくこんな道知ってんな。」

「調べてはおいたのです。」

ナツさんの言葉に未来の俺がそう言う。

「せめてみんなが王国軍に捕まる未来だけは回避したいから。」

未来のルーシィさんがそう言う。

「早く地上に出て、信号弾を上げたいわね。」

「きっとみんな、心配してますもんね。」

ミラさんとウェンディがそう言う。

「!」


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