第八十三話 新世界に漂うラグナロクの気配
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達の前に何者かが舞い降りた。
綺麗な女性だが、武器と盾を持つ文字通りの『戦乙女』
キリト「ワルキューレ?」
「キリト様にアスナ様ですね? オーディン様がお呼びです。 私がご案内します。 付いてきてくれますか?」
キリト「断る、と言ったら?」
「オーディン様の命令により武力を用いてでも連れていきます。」
アスナ「拒否権は、無いのね。」
「ご理解がお早いようで助かります。」
キリト「キバオウ、ディアベル。 悪いが二人は別で行動してくれ。」
キバオウ「こっちは構わへんけど、平気なん?」
キリト「あぁ。 神々に喧嘩売った覚えは無いし、恨まれる覚えも無い。」
いや、有った。
神々の不死の源、『黄金林檎』の守り主である大鷲を倒しかけてしまった事だ。
けど、それならアスナは関係無いはず。
だとしたら、後は、、、、スリュムの件か?
「こちらです。 私に付いてきてください。」
そう言って歩き出すワルキューレ。
俺とアスナはそれを追いかけて歩き始める。
そして着いたのが、オーディンの居城ヴァルハラ、死んだ英雄達の魂が集う場所でもある。
俺達がそこに着いたときには既にアーサー達が居た。
そして現在に至る。
アーサー「アップル。」
キリト「ルール。」
アーサー「ルーブル。」
キリト「くっそ! また『る』かよ!」
アーサー「ハッハッハ! 俺にしりとりで勝とうなど百万年早いわ!」
リズ「いや、何してんのよ。 あんた達。」
アーサー、キリト「「何って、、暇潰し。」」
それ以外に何の理由が?
「それではここでお待ちください。」
クライン「道案内ご苦労様です。 ワルキューレさん。」
デレッデレの顔したそろそろいい年になる大人と仮想世界の開発者がやってきた。
クライン「おお! お前らもか!」
サクマ「あぁ。 実に不本意ながらだがな。」
ランスロット「そう毒を吐くことも無いだろう。 他のプレイヤーよりも先にヴァルハラの中に入れただけでも相当の幸運と喜んでも良いと思うがね。」
アルゴ「そーそー。 情報屋としては情報の宝庫なんだからナ。 不貞腐れることも無いだロ。」
アーサー「面倒事に巻き込まれそうな予感がしまくってるのを嘆いてるんだよ!」
アーサーの言う通りだ。
何故俺達だけこうも面倒事に巻き込まれるのか。
どうやら運命の神様は俺達の事が嫌いらしい。
「お待たせしました。 オーディン様が奥でお待ちです。 どうぞ、奥へ進んでください。」
ストレア「主神オーディンかぁ。 どんなキャラなんだろ?」
フィリア「お宝貰えるかなぁ?」
シリカ「楽しみだね、ピナ!」
雑談
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