暁 〜小説投稿サイト〜
提督はBarにいる。
冷めても美味しいお弁当講座・サブのおかず編
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をしておく。灰汁抜きが出来たらフライパンにごぼうとコンソメ、水を大さじ5入れて蓋をし、ごぼうが柔らかくなるまで蒸し煮にする。

「ごぼうをコンソメ煮にするって珍しいですよね、何でこんなメニューを?」

「あぁ、きっかけは俺の弟だな。きんぴらごぼうに飽きて食わなくなったから、違う味付けにすれば食うかと思ってな。試しに洋風の味付けにしたんだ」

 コンソメだけでなく鶏ガラスープの素を使ってみたり、味覇(ウェイパァー)を使って中華風にしてみたりしても、普段のきんぴらとは違う味付けになって面白いぞ。蒸し煮にしていたごぼうが柔らかくなったら、ツナ缶を汁ごととマヨネーズを入れ、水気がなくなるまで炒め、仕上げに白いりごまと黒胡椒を振れば完成だ。……個人的には味を引き締める意味も込めて黒胡椒は是非振って欲しいがね。


 お次はひじきの煮物をアレンジ。こっちにもみんな大好きツナ缶を使ったアレンジだ。

《意外にサッパリ?ひじきの梅ツナ煮》

・ひじき(乾燥状態):20g※下処理として水に戻して洗っておく

・干し椎茸:3枚※水に戻しておく

・ごま油:適量

・ツナ缶:80g(一缶)

・出し汁:250cc(干し椎茸の戻し汁50cc、昆布出汁など200cc)

・酒:大さじ3

・醤油:大さじ1

・梅干し(種付き):15g

 手順は普通のひじきの煮物と大差ない。ごま油をフライパンで熱し、水に戻したひじきを炒める。ある程度炒まったら適当な大きさに刻んだ干し椎茸を加えて更に炒め、ツナ缶を汁ごと加えたらすぐに出し汁を加える。更に酒と醤油、種を取り除いて叩いて梅肉にした梅干しを加えたら、サッと混ぜて落し蓋をして強めの中火で15分くらい煮詰めれば完成。

「結構ツナ缶を使う事が多いんですね」

「ツナ缶は手軽だしなぁ。簡単にコクが出せるし、何より何にでも使い易い」

 弁当に限らずツナ缶は色んな料理に使い易い。サラダに炒め物、煮物、揚げ物、おにぎりの具のツナマヨなんてのは最早定番過ぎるだろう。使い易いからこそアレンジの幅は広い。自分なりのレシピを作ってみるのも面白いぞ。
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