追憶の未来 後編
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構え、こちらに接近してきた。
「その可能性はあるかもな。けど、それでも俺は…………」
目を閉じ、仲間や家族、皆の事を思い浮かべる。すると、アルケオニスガンダムの輝きが更に増す。
「自分自身と、アイツらを信じてみたいんだよ! 」
目を見開くと、アルケオニスガンダムの周囲に、アルケオニスガンダムと同じ機体が赤、青、黄、緑の四体が現れた。
『!ゴッドシャドー!? 』
ゴッドシャドーで現れた分身体は、赤黒いアルケオニスガンダムに接近してきた。刀と黒い翼で分身体を凪ぎ払ったが、粒子で出来ていた分身体はすぐに元通りになり、目の前まで接近していた。
「ゴッドフィンガー! 」
赤色の分身体は右手にエネルギーを込め、ゴッドフィンガーを放つ。攻撃した直後だったため避けきれず、左肩を破壊される。
「スラッシュ! 」
次に青色の分身体はゴッドスラッシュの応用で刀にエネルギーを込め、縦に一閃、左胸部を斬りつけた。
『ぐぅ…………! 』
「石破……天驚拳! 」
黄色の分身体は石破天驚拳の構えを取っており、そのまま石破天驚拳の球体を撃ってきた。攻撃されたばかりというのもあり、まともに回避することが出来なかった。
「コイツで…………終わりだっ!! 」
緑色の分身体は刀を突き出しながら突撃し、目の前まで迫っていた。
『これ以上はやらせない! 』
突き出された刀を弾き、逆に分身体に向けて刀を突き出す。すると最後の分身体は消えたが、同時に赤と金色の光を纏ったアルケオニスガンダムが飛び出てきた。
『しまっ───!』
「アサルト…………ツヴァイ!! 」
アルケオニスガンダムは刀を構え、がら空きになったユキヤに対し、一瞬にして四角形を描くように刀を振るってきた。それは、サオトメ ヒロヤが放った技と同じものだった。
赤黒いアルケオニスガンダムは右腕、頭部、腰、胴体を切断され、地面へと倒れ込んだ。
『そん、な…………』
「俺の勝ちだ…………ユキヤ」
『BATTLE ENDED』
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