追憶の未来 後編
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ァンネルUを二刀構えての四刀流でモックを撃破していく。
「じゃあ、機体のダメージの反映とかは無いんだろうな? 」
「それは分からないかな?けど、擬似アシムレイトだし、可能性は低いと思うけど」
バックパックをパージし、アストライアブースターに変形させてアウローラガンダムの援護に向かわせる。
「まっ、僕達は僕達に出来ることをやろう」
「そうだな」
ーーー−−
ギィィン!
ガキィィィン!
「ふっ! 」
『はっ! 』
空中で交差するたびに、攻防を繰り返す。先程よりもダメージを与えられるようにはなったが、致命傷とまではいかない。
『しつこい! 』
赤黒いアルケオニスガンダムは、黒い翼ごと凪ぎ払うかのように刀を振るってきたが、攻撃の下を潜り込むように回避して接近する。
すれ違い際に刀を振るい、赤黒いアルケオニスガンダムの左翼を切断する。
『ぐっ…………! 』
「まだだ! 」
宙返りし、再び赤黒いアルケオニスガンダムに接近する。それを拒むかのように黒い翼を広げ、攻撃範囲を広げて凪ぎ払ってきた。
「うおおおぉぉぉぉぉっ!! 」
刀を振り上げ、凪ぎ払われた黒い翼を切断する。
『なっ…………!? 』
黒い翼により見えてなかったが、アルケオニスガンダムに纏われていた光は増幅しており、より輝きが増していた。
『マズっ! 』
「く、ら、えぇぇぇぇぇぇっ!! 」
赤黒いアルケオニスガンダムは刀を構えて防ごうとするが、刀ごと斬る勢いで攻撃する。切断することは出来なかったが、互いの刀に亀裂が入り、赤黒いアルケオニスガンダムは地面へと叩きつけられた。
『くそっ…………くそっ、くそっ、くそっ!なんで…………! 』
赤黒いアルケオニスガンダムは地面から立ち上がり、前方に降りてきたアルケオニスガンダムを見てくる。
『なんでまた僕が…………! 』
「そんなに不思議か?お前が圧されていることが」
『っ勝ち誇ったように言うな!ガキが! 』
「ガキはお前もだろ……………ユキヤ。お前は確かに強ぇよ。けど、一人じゃ限界があんだよ。仲間を作らないお前じゃ、何かあった時に潰れる」
『黙れよ!レイは仲間がいてもいなくても潰れてたろ!? 』
「そうだな。けど、それは俺が仲間として思ってなかったからなんだ。あまりにも当たり前過ぎて、それが大事なものだと気づいてなかったんだ」
だから…………俺は失って初めて気づいたんだ。
「何かあったら、仲間を頼っていいと知ったんだ。アイツらは一緒に背負ってくれると言ってくれた」
『そんなの口だけだろ! 』
赤黒いアルケオニスガンダムは刀を
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