暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
ガンダムW
1558話
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ガンダムは吹き飛ぶ。
 ガンダニュウム合金の装甲でも、コックピットには大きな衝撃を与えた筈だった。
 ……自分でやっておいてなんだが、死んでないだろうな?
 何故かこのW世界のMSパイロットはパイロットスーツを着ないでMSに乗る事が多い。
 ヘルメットとかがあれば衝撃で頭を打ったりしても保護されるのだが、それがないから直接ダメージを受ける事になる。
 さすがに宇宙ではパイロットスーツを着ているらしいが。
 ともあれ、実際に今の衝撃は五飛に対してかなりのダメージを与えたらしい。
 意識を失っているのか、それとも単純に痛みで動けないのか……そのどちらかは分からないが、シェンロンガンダムが動く様子はなかった。
 取りあえずこれでMSを1機無力化、と。
 次に戦うべき相手は……そう考えた瞬間、再びスーパーバーニアを噴射させて移動する。
 一瞬後、トールギスの姿があった場所をヘビーアームズのビームガトリング砲が通り過ぎていく。
 ちっ、いい加減にエネルギー切れになってもいい頃じゃないか?
 ドーバーガンで応射しつつ……最後のカートリッジを使いきり、ドーバーガンは単なるデッドウェイトとなる。
 コックピットからの操作でドーバーガンを取り外し、地面に落ちる音が周囲に響く。
 シールドからビームサーベルを抜き……推進剤が3割を切っているのを見て、時間を掛けられない事を理解する。
 その、瞬間だった。

『聞こえているか、ガンダムのパイロット達よ。私達連合軍は宇宙に対する宥和政策を行う事をここに宣言する』

 オープンチャンネルにて、ノベンタの通信が響き渡るのだった。
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