暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
ガンダムW
1558話
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ームガトリング砲とウイングガンダムのマシンキャノンが放たれる。
 それを回避し、視線をシェンロンガンダムの方へ。
 再度スーパーバーニアを噴射しながら、真下にいるシェンロンガンダムへと向かって急降下していく。
 その際に推進剤の量を確認するが、スーパーバーニアを……それも全開に近い状態で何度も使っているので、既に残りの推進剤は四割を切っていた。
 推進剤の補給という言葉が一瞬脳裏を過ぎったが、今の状況でそんな真似をする余裕はない。
 俺がガンダム3機を引き受けているから連合軍に被害は殆ど出ていないのだ。
 つまりこの状況で俺が少しの間だけでもこの場から離れるという事は、連合軍に大きな被害が出るという事を意味している。
 勿論ヘビーアームズもウイングガンダムも、俺との戦いでエネルギーやミサイルの消費は大きい。
 そうなれば原作よりも被害は少なくなるだろうが……それでも今の状況で連合軍の戦力を下手に消耗させたくはない。
 このニューエドワーズ基地での戦いを潜り抜ければ、次に待っているのはオペレーション・デイブレイクを発動したOZとの戦いだ。
 ただでさえパイロットの質という面でこちらが負けている以上、数までも減らす訳にはいかない。
 ……それにしても、いつもであれば俺達が質で量に対抗するような戦いが多かったんだが……今回は俺が量の方に回るか。
 いや、ナデシコ世界の時も賊軍を相手にする時はメギロートの件もあって、こっちの数が多かったか?
 そんな風に考えている間にもトールギスの操縦は小まめに行い、スーパーバーニアの細かい操作も手動で行っていく。
 ニーズヘッグであればT-LINKシステムを使って思考で細かい操作が出来るんだが、当然ながらトールギスにそんなシステムはない。
 ゼロシステム辺りなら……いや、あのシステムも結局操作は自分でやらないといけないか。
 こちらに向かって放たれたシェンロンガンダムの右腕。
 MSの腕にも関わらず伸びるその攻撃の間合いは、中々のものだ。
 敵の意表を突くという点でも効果は大きいが……知っている相手にとっては、その威力は半減する。
 トールギスの顔面目掛けて向かってきたその腕を、左腕のシールドで叩いて弾く。
 パリィって奴か? いや、盾だし違うか。
 伸ばされた状態でトールギスの力を使って弾かれたその一撃は、大きく左に弾かれていく。
 それを見ながらも、当然トールギスの速度は全く緩まない。
 シェンロンガンダムの右腕をシールドで弾いた左腕をそのまま手元に戻した瞬間、再びトールギスをシェンロンガンダムはお互いにぶつかる。
 激しい衝突音が周囲に響き渡る中、全開のスーパーバーニアによりトールギスの質量がそのままシェンロンガンダムへの衝撃へと転化され、上半身だけを起こした状態からシェンロン
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