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奇妙な暗殺教室
交流の時間その2
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をしていた




「やれやれ…ここ数日面識はあるが直接話した事は無かったから改めて自己紹介しようか東城丈一郎だ。名前は東城でも丈一郎でも好きに呼んでくれて構わないがジョーちゃんは無しだ。これから一年間よろしく」



俺はそう言い右手を差し出し握手を求め



「よ、よろしくお願いします」




矢田も握手で応じるが表情がまだ固い…あれか?転入初日のアレがまだ効いているのか?





「やれやれ……さて、どうせ中村が企てたんだろうが……俺が学校に向かう山道の辺りから尾行したのには理由があるんだろ?」




「ありゃりゃ…やっぱり分かる?」




俺がそう言うと中村はニヤッと笑みを浮かべる




「俺の予想だと倉橋と矢田が何か話していたところにお前が面白そうだと思いしゃしゃり出てきて決行した…というところか?」




「あらら……正解だよ。ジョジョの洞察眼と推察は冴え渡っているね」





よく言うぜ…お前ほどの奴なら直ぐにバレる事も…バレたとしても大してダメージがない事も分かってて行動している癖に




「まぁいい…そう言うことにしておく」



「流石ジョジョ分かってるぅ〜〜」




そう言い俺の横腹を小突いて茶化してくる中村を無視して丈一郎は本来の本題に戻る様に倉橋と矢田に促す




「それで二人は俺な何の用なんだ?」




「あれ?ジョジョ無視?」



そうだ無視だ。いいから黙ってろ話しが進まん……というのを目で伝える為に威圧するとヤバイと思ったのか中村は大人しくなりその光景を見ていた倉橋と矢田は苦笑いを浮かべる




「あはは…えーとジョジョっていつも朝早く来ているから何しているのかな?って思って桃花ちゃんと話していたら」




「中村さんが面白そうだから確かめようって話になって…」




待て待てそれは面白いのか?正直何が面白いのか俺には全く分からないのだが…気にしたら負けな気がするから…触れないでおこう。




「なるほど…別に深い意味はない。俺は不良共に絡まれるのが嫌だから朝早起きして時間を潰しているんだよ」





まぁ…これも間違いじゃないが本音はもみ消すのが前よりも辛くなったというのも大きいというのだがな。
前はちょっと先公の弱みを使っておど……お話すると簡単にもみ消していたがE組となるとその手はほぼ効かない。こいつらの前じゃあ言えない事実なんだけど




「それで?まさか…それを聞くためだけに態々朝早く学校に来たのか?」




「うん、そうだよ」



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