暁 〜小説投稿サイト〜
提督はBarにいる。
6月第3日曜日・7
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青葉「では青葉、他のチームの取材に向かいますね!」

いや〜美味しかった。パーティの時にもまた絶対食べよう。さてと、お次はドイツ組とBarの店長代理を勤める早霜さんのグループですね。

〜ドイツ組(with早霜)のお料理【ドリンク類】〜

ビス子「さて、と。私達がドリンクの担当になった訳だけど?」

レーベ「勿論ビールやワインは出すとして」

早霜「カクテルは私にお任せあれ……」フフフ

マックス「問題は……」

グラーフ「ソフトドリンクだな」

ろー「お酒飲めない娘の事も考えないとね!」

ビス子「無難にファンタでいいんじゃない?美味しいし」

※ファンタは第二次世界大戦中にコー〇が輸入出来なくなったドイツが開発した代用飲料です

レーベ「でもそれだけじゃあ味気ないよ?」

マックス「そうね。グリューワインとか紅茶、日本の緑茶なんかも準備しておきましょう」

ろー「ん〜…それでもまだ……」

プリンツ「『華』がありませんよビスマルク姉様!」

ビス子「うわぁビックリした!プリンツ貴女いたの!?」

プリンツ「ひどいっ!?」ガーン

グラーフ「しかし、プリンツの言った事も一理ある。代わり映えしないというか、パーティに相応しい華やかさが足りない気がする」

早霜「あの……」ノシ

ビス子「何よハヤシモ?何かいいアイディアがあるの?」

早霜「アルコール入りでもノンアルコールでも楽しめる『フルーツポンチ』はいかがでしょう?」

ドイツ組「そ れ だ !」

【調理開始!】

〜ドイツ艦のフルーツポンチバイキング〜

早霜「元々フルーツポンチはフルーツパンチと言い、酒・果汁・水・スパイス・砂糖・シロップ・炭酸水などを混ぜ合わせた飲み物……パンチに小さく切った果物を入れたデザートとドリンクの中間のような物です」トントン

早霜「その歴史は古く、1600年代の欧州の書物にはパンチの記述が見られるそうです。日本には幕末の頃に伝わって、この時にパンチがポンチに訛ったようです」トントン

早霜「有名な所では銀座千疋屋のフルーツパーラーで大きめにカットされたフルーツにシロップと炭酸水をかけた物を『フルーツポンチ』として売り出して、それが今の日本のフルーツポンチの原型のようですね」トントン

早霜「今では白玉団子を入れたり、牛乳寒天を入れたりして、デザート感覚で食べる事が多いようです」トントン

早霜「ですが今回は、原点に立ち返ってドリンクとして味わってみよう、という事です」トントン

ビス子「長ったらしい説明どうも、ハヤシモ。だから皆でフルーツをみじん切りにしてたのね……」トントン

早霜「すみません、つい、クセで喋ってしまいました……」

グラーフ「
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