710部分:第百四話 星の拳その四
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だ」
リゲルの小宇宙もさらに高まった。極限にまでだ。
そのうえで流星の数が増えた。まさに荒れ狂う流星の嵐だった。
アイオリアをその中心に置きだ。リゲルは言うのである。
「さて、レオよ」
「俺の技か」
「最早俺の星達をかわすのにも限度が出て来た筈だ」
彼はまずはこのことを言ってみせた。
「技を放たない限り倒れるのは貴様だ」
「わかっている」
流星は次々とアイオリアに当たろうとする。だがそれはその都度砕かれていく。しかしそれにも限界があるのは明らかなことであった。
「だが。貴様が案ずることではない」
「間も無くだな」
「見るのだ!」
ここでアイオリアは叫んだ。
「このアイオリアの小宇宙のさらなる高まりを!」
「むっ!」
その高まりを見るリゲルだった。アイオリアの小宇宙はさらに燃え上がるのであった。
第百四話 完
2010・3・18
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